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マランツ最上位AVプリアンプ「AV8805」、Auro-3D対応アップデート

 マランツは、13.2chフラッグシップAVプリアンプ「AV8805」のファームウェアを5月31日にアップデート。新たにサウンドモード「Auro-3D」に対応する。アップデートは、設定メニューからインターネット経由で行なう。

AV8805

 Auro-3Dは、5.1ch+サラウンドバックの7.1chシステムに、フロントハイト、センターハイト、サラウンドハイト、トップサラウンドスピーカーの6chを組み合わせた13.1chシステムで、臨場感豊かな3Dサウンドを再生できるイマーシブオーディオフォーマット。Auro-Matic Upmixerにより、モノラル、ステレオ、サラウンドコンテンツを自然な3Dサウンドにアップミックスすることも可能。

 AVプリアンプの「AV8805」(2月発売/50万円)では、再生するコンテンツに合わせてAuro-Matic Upmixerの効果を5種類のプリセットと16段階のチャンネルレベル設定で調整できる。なお、入力信号にハイトチャンネルを含むAuro-3D信号が含まれている場合は設定できない。

 Auro-3D入力信号をそのまま再生する「ダイレクト」モードと、接続されているスピーカーの構成に合わせて最大13.1chまで拡張して再生する「チャンネルの拡張」モードの切り替えも可能。

【Auro-Matic 3Dプリセット】
小:ポップミュージックや室内楽に最適なプリセット
標準:ジャズ音楽や一般的な映画、 テレビ番組に最適なプリセット
大:オーケストラなど大きなスペースで収録されたコンテンツに最適なプリセット
ムービー:大きな爆発音のシーンがあるアクション映画など、 映画コンテンツに最適なプリセット
スピーチ:ニュース放送などほとんどが対話で空間情報を持たないようなコンテンツに最適なプリセット