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Apple Watchでポッドキャストを楽しむ「watchOS 5」今秋公開

 米Appleは5日(現地時間)、開発者会議「WWDC2018」においてApple Watch向け「watchOS 5」を紹介した。最新のポッドキャストコンテンツをApple Watchに自動で同期するなどの新機能を搭載。今秋に提供予定で、Apple Watch Series 1以降で無料アップデートできる。

watchOS 5ではポッドキャストを外出先で聴いたり、カタログ内のポッドキャストをSiriを使ってストリーミング再生可能

 watchOS 5では、お気に入りのポッドキャストを外出先で聴いたり、カタログ内のポッドキャストをSiriを使ってストリーミング再生可能になる。新しいコンテンツは、自動的にApple Watchに同期される。Pandora、Audible、10% Happierなどのアプリから音楽、オーディオブックなどをApple Watchに同期させ、iPhoneを使わずにオフライン再生する事も可能。

 Apple Watch同士で音声でコミュニケーションする「ウォーキー・トーキー」機能も用意。Apple Watchをタップし、友人や家族と素早く連絡できるもので、無線LAN、もしくはスマートフォンを介して通信する。

Apple Watch同士で音声でコミュニケーションする「ウォーキー・トーキー」機能

 Siriのウォッチフェイスも刷新。現在地やトレーニング後の心拍数、好きなスポーツチームの得点など、より高度な予測に基づき、様々な情報を提供する。

 ワークアウトやランニングで使える機能も強化。ヨガやハイキングにおける消費カロリー表示に対応するほか、ランニングやウォーキングのための新計測、各種ペース表示機能も追加される。

ランニングやウォーキングのための新計測、各種ペース表示機能も追加

 デューク大学、アラバマ大学、オクラホマ大学では秋から、Apple Watchを学生証として使う新機能に対応予定。

 アクセサリとして、ナイロン製の「プライドエディションウィービングナイロンバンド」も発売する。

プライドエディションウィービングナイロンバンド