Apple Podcastが進化。5月からサブスクリプションサービス開始

Apple Podcastの新UI

アップルは21日にオンラインで発表会を行ない、Apple Podcastの進化を発表。アプリが刷新されるほか、5月から、番組の配信者がユーザーにサブスクリプションサービスを提供する事も可能になる。各番組の月額は配信者が設定。無料の試用版やサンプルエピソードも提供できる。

サブスクリプションサービスは、170を超える国と地域のリスナーが利用可能になる。加入する事で、クリエイターが用意した様々な特典が楽しめるようになり、Tenderfoot TV、Pushkin Industries、Radiotopia from PRX、QCODEなどが、サブスクサービスの提供を予定している。

ポッドキャストにチャンネル機能が追加

さらに、ポッドキャストにチャンネル機能が追加。クリエイターによってキュレーションされた番組グループの事で、無料チャンネルを通じて、お気に入りのクリエイターの番組を簡単に見つけられるようになるという。有料チャンネルも用意される。

今後提供されるiOS 14.5を使うと、トップチャートやカテゴリに素早くアクセスできる検索タブを用意した、新しいUIのApplePodcastsアプリが利用可能。すべての番組とエピソードに、美しい新ページが用意され、フォローや聴取、共有がより手軽にできるようになるという。

新しいスマートプレイボタンを使用すると、最新のエピソードの再生などが自動で開始され、オフライン再生用に個々のエピソードをダウンロード保存する事も可能。ポッドキャストをブックマークし、後でライブラリから聴く事も可能になる。