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ドローンで滑らかな映像が撮れるケンコーIRNDフィルタ。DJI「Mavic Air」専用

 ケンコー・トキナーは、DJIのドローン「Mavic Air」向けのIRNDフィルタキット「アドバンスト ドローンフィルターIRNDキット FOR DJI MAVIC AIR」を7月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。

「アドバンスト ドローンフィルターIRNDキット FOR DJI MAVIC AIR」を取り付けた使用イメージ

 カメラ用フィルタで長年培ったKenkoの光学技術を活かし、Mavic Air専用設計で開発したというIRNDキット。IRND4、IRND8、IRND16、IRND32、4種類のフィルタがセットになっており、撮影時の明るさに応じて最適な濃度が選べる。

IRND4、IRND8、IRND16、IRND32、4種類のフィルタがセットになっている

 動画撮影時、滑らかな映像にするためには、60fpsの場合、適正シャッタースピードは1/125s、30fpsでは1/60sだという。「シャッタースピードが速すぎると、動画として見た時に、動きがつながらずパラパラした不自然な動画に見えてしまう。IRNDフィルタを使用してシャッタースピードを適正な値に設定すれば自然で滑らかな映像が撮れる」とする。

 また、ドローンは主に日中の屋外で使用されるため、ISOは最低のISO 100がメインとなり、露出オーバーを防ぐためにはレンズを絞る必要があるが、Mavic Airは絞り機構を備えていないため、ケンコー・トキナーでは「フレームレートの関係上、快晴時に適切な露出を得るためにNDフィルタは必須」としている。

 ACCU-NDテクノロジーを活用し、赤外域を含む400nm~1,000nmにおいて均一な減光効果を実現。赤外線の影響を受けず、色かぶりのない忠実な色再現が可能という。

 さらに、デジタル一眼レフ用レンズフィルターの品質基準に従って高精度研磨された光学ガラスを使用。高い平面性を実現し、解像度の低下なしに高品質の映像が得られるとする。

 また、専用設計のデザインで軽さも追及。「ドローンの飛行やジンバルに影響を与えない」という。装着はねじ込み式。ローレット付きで簡単に装着できるとする。4種類のIRNDフィルターをまとめて持ち運べる全天候型ケースが付属。撥水コートにより指紋や水滴が付きにくく、汚れがついた場合でも簡単に拭き取れるという。

全天候型ケースが付属