ニュース
「宇宙刑事シャイダー」Blu-ray BOX化。アニーとギャル軍団、神官ポー座談会も
2018年7月13日 13:56
1984年~1985年に放送された「宇宙刑事シャイダー」全49話が、ネガスキャンHDリマスターでBlu-ray化。3 BOX構成で、BOX 1(BSTD20146)は11月2日、BOX 2(BSTD20147)は2019年1月9日、BOX 3(BSTD20148)は2019年3月6日に発売する。価格は各19,800円。販売元は東映、発売元は東映ビデオ。
「宇宙刑事シャイダー」Blu-ray BOX1(1~16話/398分予定) 11月2日発売
「宇宙刑事シャイダー」Blu-ray BOX2(17~33話/421分予定) 2019年1月9日発売
「宇宙刑事シャイダー」Blu-ray BOX3(34~49話/396分予定) 2019年3月6日発売
各BOXとも3枚組で、映像は1080p(4:3)、音声はリニアPCモノラル。Blu-ray化にあたり、パートナーの女宇宙刑事アニー役:森永奈緒美をはじめとする当時のキャスト陣が集合。総勢7名による座談会が開催された。BOX1には、この座談会を映像特典「35年目の同窓会~わが青春のシャイダー~(予定)」として収録。当時の撮影秘話の数々が語られる。
そのほか、BOX 1にブックレットを封入予定。初回特典として全巻収納BOXも予定している。BOX 2とBOX 3にもブックレットを封入予定。
1984年から1985年にかけて全49話が製作された「宇宙刑事シャイダー」は、「宇宙刑事ギャバン」(1982年)、「宇宙刑事シャリバン」(1983年)に続いて放送された“宇宙刑事”シリーズの第3弾であり最終作。
この後、シリーズの流れを汲む「巨獣特捜ジャスピオン」(1985年)、「時空戦士スピルバン」(1986年)などが製作され、一連の作品群は「メタルヒーロー」シリーズと呼ばれる。ギャバン、シャリバンに続く第3のヒーロー・シャイダーは、沢村大が青いコンバットスーツをわずか1ミリ秒で「焼結」することによって登場。
パートナーの女宇宙刑事アニーとともに、命を懸けて挑む相手は「不思議界フーマ」。それまでのマクーやマドーとは一線を画する、まさに“不思議”としか言いようがないフーマによる地球侵略計画の数々は、社会風刺性を感じさせるものも多く、各エピソードの個性は前2作に比べても強烈な内容となっている。神官ポー、へスラー指揮官、ギャル軍団といったフーマ側のキャラクター描写にも、随所で工夫が凝らされていたのが特徴。
脚本は、「ウルトラQ」(1966年)の時代から一貫して特撮番組に携わり、次々とヒット作を世に送り出してきた脚本家・上原正三が、全話を一人で執筆。「昭和40~50年代の仕事の集大成と言うべき、クオリティの高いエピソードを数多く手がけた」としている。第1・2話を担当し、作品の不思議な世界観の構築に大きく貢献したのは、1981年に松田聖子主演「野菊の墓」で監督デビューした澤井信一郎監督。「シャイダー」と同年には薬師丸ひろ子主演「Wの悲劇」を手がけ、日本アカデミー賞・最優秀監督賞を受賞した。
主人公・沢村大を演じたのは円谷英二特技監督の孫で、後には数多くの時代劇やサスペンスドラマで活躍した円谷浩。2001年に37歳の若さで他界したが、清潔感溢れる青年像は、ファンの心の中に強く残った。全編にわたって果敢なアクションに挑んだアニー役の森永奈緒美は当時、特撮ファンを中心に高い人気を獲得。「ギャバン」の大葉健二、「シャリバン」の渡洋史に続くJAC(現:ジャパンアクションエンタープライズ)からのキャスティングで、主役エピソードも多く用意され、80年代を代表する特撮ヒロインとなった。
「宇宙刑事シャイダー」あらすじ
全銀河を荒らしまわる“不思議界フーマ”を止めるべく、地球担当の宇宙刑事に任じられた沢村大。宇宙刑事シャイダーとなった彼のパートナーとなったのは、故郷マウント星をフーマに滅ぼされた女宇宙刑事アニーだった。シャイダー、アニーとフーマの激闘が幕を開ける。
座談会 出席者コメント
Amazonで購入 | |
---|---|
宇宙刑事シャイダー Blu-ray BOX 1 | 宇宙刑事シャイダー Blu-ray BOX 2 |
Amazonで購入 |
---|
宇宙刑事シャイダー Blu-ray BOX 3 完 |