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高感度イヤフォン対応の新プレーヤー「L4」。フルバランスL6やLP5 Ultraも

サイラスは、LUXURY&PRECISION(楽彼)のポータブルプレーヤー「L4」を10月27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。

L4

また、7月に発表したフルバランス回路採用モデル「L6」や、標準ジャック搭載で天然木材バックパネルなど高級感にもこだわった「LP5 Ultra」の発売日が10月27日に決定した。どちらも価格はオープンプライス。店頭予想価格は、L6が20万円前後。LP5 Ultraが27万円前後。

L6
LP5 Ultra

L4の発売に伴い、既存プレーヤー「L3J」の生産が終了となる。

L4

シーラス・ロジック製DAC「CS43198」を搭載。PCMは384kHz/32bitまで(32bitはWAVのみ)、DSDは最大11.2MHzまでのネイティブ再生が可能。micro USB端子も備え、96kHz/16bit対応のUSB DACとしても利用できる。6種類のイコライザ機能や5種類のデジタルフィルタを備える。

L4の正面(左)、側面(中央)、背面(右)

ステレオミニのアンバランス出力と2.5mm 4極バランス出力を備え、バランス接続時はSN比が-130dBでノイズが少なく、高感度イヤフォンの利用に対応するという。Lシリーズのプレーヤーとして初めてゲイン切り替え機能(2段階)を搭載。

定格出力(32Ω)は、アンバランスが78mW×2ch、バランスが300mW×2ch。出力インピーダンスは3.3Ω(アンバランス)/6.6Ω(バランス)。同軸デジタル出力兼用のラインアウトも備える。

内蔵メモリは32GB。microSDカードスロットを1基備え、最大256GBまでのmicroSDXCカードが利用できる。再生対応ファイルはWAV/FLAC/ALAC(Apple Lossless)/WMA/MP3/DSD(DIFF/DSF/ISO)。

3.5型/480×320ドット液晶を搭載。連続再生時間は約11時間(48kHz/16bit FLAC再生時)、外形寸法は113×61×15.4mm(縦×横×厚さ)で、重量は170g。

L6

日本未発売で限定生産のフラッグシップモデル「LP5 LTD199」の音響回路を利用し、より使いやすい形にしたというプレーヤー。MIL規格準拠のコンデンサやクリスタルオシレータを採用し、音質を高めたほか、デジタル部に黄銅(真鍮)メッキカバーを採用したことでノイズを抑制しているという。

L6の基板。黄銅(真鍮)メッキカバー採用

AKMのDAC「AK4414」を搭載。PCMは192kHz/32bitまで(32bitはWAVのみ)、DSDは2.8MHzのネイティブ再生が可能。6種類のイコライザ機能や2種類のデジタルフィルタ、2段階のゲイン切り替え機能などを備える。ステレオミニのアンバランス出力と2.5mm 4極バランス出力を装備。

内蔵メモリは32GB。最大256GBまでのmicroSDXCカードが利用できる。同軸デジタル出力兼用のラインアウト×1と、micro USB端子も備え、96kHz/16bit対応のUSB DACとしても利用できる。連続再生時間は約11時間、外形寸法は123×63×16.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は200g。

LP5 Ultra

LP5 LTD199のマスプロダクションモデルで、出力として6.3mmのステレオ標準(アンバランス)と、3.5mmミニのライン出力、RCAの同軸デジタルを各1系統を搭載。天然木材のバックパネルと金メッキに黄銅(真鍮)のボディで高級感を高めている。

LP5 Ultraの下部にステレオ標準ジャックを備える

DACはAKM「AK4414」で、PCMは192kHz/32bitまで(32bitはWAVのみ)、DSDは2.8MHzまでのネイティブ再生が可能。96kHz/16bit対応のUSB DACとしても使える。アンバランスの定格出力は200mW×2ch(32Ω)。出力インピーダンスは2.2Ω。

内蔵メモリは64GB。最大256GBまでのmicroSDXCカードが利用できる。連続再生時間は約10時間、外形寸法は133×76×24.5mm(縦×横×厚さ)で、重量は330g。