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8K/32.4Gbpsで最長100m伝送できるDisplayPort光ケーブル。エイム電子から
2018年8月22日 15:03
エイム電子は、8K規格の最高スペック32.4Gbps伝送に対応したDisplayPort光ケーブル「レーザーケーブルDP14」を9月3日より発売する。価格はオープンプライス。10~100mまでの7製品をラインナップし、店頭予想価格は7万円~16万円。
- DP14-10(10m):7万円前後
- DP14-15(15m):7万5,000円前後
- DP14-20(20m):8万円前後
- DP14-30(30m):9万円前後
- DP14-50(50m):11万円前後
- DP14-70(70m):13万円前後
- DP14-100(100m):16万円前後
店頭予想価格
8K/60pや8K/30p 4:4:4 24bitの映像を伝送できるDisplayPort 1.4対応の光ケーブル。同社では、世界初の最長100m伝送できる8K対応DisplayPort光ケーブルとしている。なお、8K/60pの場合はDSC圧縮での伝送となる。4K/120p 4:4:4 24bitの映像伝送にも対応する。
通信分野の超高速デジタル伝送で実績のある光伝送技術を応用し、レーザーダイオードでDiplayPortの電気信号を光信号に変換、石英ファイバーによって伝送する。電気信号の減衰による信号劣化や電磁ノイズの影響を受けず、安定した長距離伝送が可能。
8Kプロジェクタや8Kモニター、DisplayPort 1.4対応グラフィックボードなどでの接続検証も行ない、汎用性と安定性を持つという。施工時に必要な強度も考慮した設計で、耐久性にも優れるとしている。
主な用途として、医療分野やフライトシミュレーター、eスポーツなどでDisplayPort対応機器間における長距離伝送を想定している。
ケーブルの構造は石英ファイバーと銅線のハイブリッドで、曲げ半径は20mmまで。ケーブル外径は直径5mm。信号の向きが決まっており、送信機側と受信機側のコネクタを備える。コネクタサイズは20×36.5×12.9mm。外部電源は不要。
米国サンディエゴで開かれる「CEDIA 2018」(9月6日〜8日)や、「Inter BEE 2018」(11月14〜16日)で展示を予定している。