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8K映像を100m伝送できるDisplayPort光ケーブル。10m/58,000円

ブラックボックス・ネットワークサービスは、32.4Gbpsの伝送帯域幅を備えた4K/8K対応のDisplayPort光ケーブル「アクティブオプティカルケーブル(AOC)」を発売した。10~100mまでの5製品をラインナップし、価格は58,000円~128,000円。

アクティブオプティカルケーブル(AOC)

    ラインナップと価格
  • AOC-HL-DP4-10M(10m):58,000円
  • AOC-HL-DP4-15M(15m):68,000円
  • AOC-HL-DP4-30M(30m):78,000円
  • AOC-HL-DP4-50M(50m):98,000円
  • AOC-HL-DP4-100M(100m):128,000円

4K(3,840×2,160ドット)/60Hz 4:4:4や、8K(7,680×4,320ドット)/60Hz 4:2:0の映像と音声信号を伝送できる、DisplayPort 1.4対応の光ケーブル。HDCP2.2やHDRに対応し、DCI-4K(4,096×2,160ドット)/60Hzの伝送も可能。

ノイズに強い光ファイバーと、電力用の銅線を使ったハイブリッド方式を採用し、最大100mまで伝送できる。長距離でもエクステンダーなどの機器を使わずに、AOC1本で伝送可能とする。外部電源は不要。

AOCを使った機器接続のイメージ(下)

主な用途として、ビルなどの施設やイベント会場の警備室・運用室・監視室のほか、駅や空港、屋外サイネージのビデオウォール(案内板など)で、DisplayPort対応機器間における長距離伝送を想定している。

「軽量で曲げ半径が小さく、引っ張りにも強い」としており、床下や天井裏、配管などへの敷設もしやすいとする。

ビルなど施設の警備室・運用室や、サイネージ等のビデオウォールなどでの利用を想定