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「EDIUS 9.3」は高品質スローモーション対応。4K編集の最適化、XF-HEVC対応

グラスバレーは、プロ向け映像編集ソフト「EDIUS 9」の最新バージョン「9.3」を9月18日(日本時間)にリリースし、無償アップデートを提供開始する。高品質スーパースローモーションモードなどの新機能を追加、4Kビデオ編集も最適化した。

パッケージ版「EDIUS 9」(EDIUS Pro 9)

放送局やプロの映像制作現場などをターゲットとした、4K/HDR対応の映像編集ソフト(通常版59,800円)。9.3では、4Kビデオ編集の最適化や、高品質なスローモーション映像を実現するモード、キヤノンの新フォーマットXF-HEVCサポートなど、ユーザーにリクエストされた新機能を多数追加。また、ワークフローの改善のために使い勝手を向上させ、安定性も高めた。

EDIUS 9.3 ハイクオリティースローモーション アドバンスドマッチングモードのサンプル動画

バージョン9.3の主な機能は以下の通り。

  • 60/50p タイムコードディスプレイ機能
  • RED RAWデコードのGPUサポート
  • ハイクオリティースローモーション アドバンスドマッチングモードの追加
  • マーカーのカラー機能
  • デフォルトエクスポーター機能の向上
  • クローズドキャプション表示機能(CEA-708 / CEA-608)
  • Canon 新ビデオフォーマット「XF-HEVC」(H.265)のサポート
  • Canon「EOS C700 FF」Cinema RAW 5.9K(5,952×3,140ドット、5,952×2,532ドット) のサポート
  • サードパーティーハードウェア「AJA KONA Io 4K」ビデオプレビューのサポート
  • Myncのアップデート(60/50p タイムコードディスプレイ機能など)

また、バージョン9.3を搭載したEDIUSターンキーのみ、以下の機能を追加する。

  • MXFエクスポーターの追加(XAVC Intra 4K、AVC Ultra 4Kなど)
  • モニターコントロール機能の向上(EIZO「ColorEdge CG319」、「FlexScan EV2785-HL」の追加)