ニュース
「EDIUS 9.3」は高品質スローモーション対応。4K編集の最適化、XF-HEVC対応
2018年9月18日 12:38
グラスバレーは、プロ向け映像編集ソフト「EDIUS 9」の最新バージョン「9.3」を9月18日(日本時間)にリリースし、無償アップデートを提供開始する。高品質スーパースローモーションモードなどの新機能を追加、4Kビデオ編集も最適化した。
放送局やプロの映像制作現場などをターゲットとした、4K/HDR対応の映像編集ソフト(通常版59,800円)。9.3では、4Kビデオ編集の最適化や、高品質なスローモーション映像を実現するモード、キヤノンの新フォーマットXF-HEVCサポートなど、ユーザーにリクエストされた新機能を多数追加。また、ワークフローの改善のために使い勝手を向上させ、安定性も高めた。
バージョン9.3の主な機能は以下の通り。
- 60/50p タイムコードディスプレイ機能
- RED RAWデコードのGPUサポート
- ハイクオリティースローモーション アドバンスドマッチングモードの追加
- マーカーのカラー機能
- デフォルトエクスポーター機能の向上
- クローズドキャプション表示機能(CEA-708 / CEA-608)
- Canon 新ビデオフォーマット「XF-HEVC」(H.265)のサポート
- Canon「EOS C700 FF」Cinema RAW 5.9K(5,952×3,140ドット、5,952×2,532ドット) のサポート
- サードパーティーハードウェア「AJA KONA Io 4K」ビデオプレビューのサポート
- Myncのアップデート(60/50p タイムコードディスプレイ機能など)
また、バージョン9.3を搭載したEDIUSターンキーのみ、以下の機能を追加する。
- MXFエクスポーターの追加(XAVC Intra 4K、AVC Ultra 4Kなど)
- モニターコントロール機能の向上(EIZO「ColorEdge CG319」、「FlexScan EV2785-HL」の追加)