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日立のお店でソニーのテレビを販売。Woooは終了。ソニーマーケと日立CMら連携強化
2018年9月25日 11:45
ソニーマーケティングと、日立コンシューマ・マーケティング(日立CM)、日立アプライアンス(日立AP)の3社は、国内家電市場における付加価値向上と競争力強化をめざし、販売やカスタマーサービス領域などでの連携強化について合意した。
ソニーマーケティングと日立CMは、これまで国内のアフターサービス領域において、一部地域での出張修理サービス体制の相互活用で連携してきた。今回、これまでの連携関係を一層強化し、販売やカスタマーサービス領域などで、より新しい活動に取り組む。
具体的には、地域家電店「日立チェーンストール」での、ソニー製テレビ「ブラビア(BRAVIA)」の販売活動を2018年10月中旬より開始。これまでキッチン・家事家電で強みを持つ日立製品を中心に販売してきた「日立チェーンストール」の取り扱い品目に、映像・オーディオなどに強みを持つソニー製品が加わることで、顧客の生活シーンでのクオリティ・オブ・ライフ向上につながる充実した品ぞろえが可能となるという。
日立は、2012年に薄型テレビの自社生産を終了したが、その後も他社調達のテレビ製品を日立「Wooo」ブランドで用意し、日立チェーンストールなどの同社販売網で販売していた。今回のソニーとの連携強化により、Woooブランドのテレビは終了。今後は日立の販売網でソニーのテレビを販売することとなる。
また、テレビだけでなく、ソニーのレコーダーやプレーヤー、ホームシアター製品の取り扱いについても検討中としている。
今後は、同販路での取り扱い製品の拡充を検討するとともに、新たな連携領域として、ソニーマーケティングと日立CM・日立APが持つシステムの相互利用の検討などにより、各社のノウハウを結集したきめ細かなカスタマーサービスの実現を目指す。また、各社が持つ販売、マーケティング、カスタマーサービスのノウハウを活用した新たな領域での協創や法人向け市場での連携にも取り組み、国内家電市場での競争力強化を目指すという。