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シャープ、AQUOSの4Kボタンで切り替えられるBS4Kチューナ。HLG→HDR10変換

シャープは、2018年12月1日にスタートする新4K衛星放送の視聴・録画に対応した4Kチューナー「4S-C00AS1」を11月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は32,000円前後。

4Kチューナー「4S-C00AS1」

11月からは液晶テレビ「AQUOS」で、BS4Kチューナー内蔵の「AN1シリーズ」を投入するが、4S-C00AS1は、BS4Kチューナー非搭載のAQUOSと組み合わせてBS4K放送を視聴可能とする。チューナーはBS4K/110度CS4Kが1系統で、別売のUSB HDDと接続すれば、4K放送を4K画質のまま録画できる。

4S-C00AS1

アンテナ出力端子を装備しており、アンテナ分配を行なうことなく、テレビと接続可能。新4K衛星放送で採用したHDR方式「HLG(ハイブリッドログガンマ)」に対応し、HLG対応のテレビでHDR視聴が可能となる。

Ultra HD Blu-rayなどで採用しているHDR10方式にも対応。さらに、テレビがHLG非対応の場合、HLGからHDR10に変換して出力が可能なため、HLG非対応でHDR10対応の4KテレビでもHDR画質が体験できる。

HLG→HDR10変換に対応

番組表は4K解像度の「4Kビジュアル番組表」を採用。スポーツなど指定ジャンルのみの強調表示や放送中番組以外の「裏番組表」などの表示が可能。録画した番組は、18個の子画面による「4K録画リスト」で表示できる。

出力端子はHDMI×1。AQUOS 4KとHDMI接続して連携動作が可能な「AQUOSファミリンク」に対応し、テレビのリモコンだけでも4K放送の操作が可能。また'18年6月以降に発売した「AQUOS AM1」であれば、リモコンの[+4K]ボタンを押すだけで、本チューナーを接続したHDMI入力に切り替わり、チューナーを内蔵しているような感覚で利用できるという。

AQUOS AM1のリモコンから操作

シャープAQUOS以外にも、パナソニック、ソニー、東芝、LG、FUNAI、三菱、アイワの8社の4Kテレビの操作に対応。電源、入力切替、音量、消音が科の王。

LAN端子を装備。高さを34mmに抑え、テレビ下への設置性を高めた。消費電力は約18W。外形寸法は220×146×34mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約600g。電源はACアダプター。

リモコン