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シャープ、BS 4Kチューナを開発。“AQUOS内蔵チューナ”風に連携動作

 シャープは、12月1日に放送開始予定の新4K衛星放送(BS/110度CS 4K放送)用チューナを開発した。11月下旬に発売予定で、価格や仕様の詳細は追って発表予定としている。HDMI接続したAQUOSの「ファミリンク」機能により、AQUOSを4Kチューナ内蔵テレビのように扱える点が特徴となる。

 対応機種はシャープの4K AQUOSで、HDCP 2.2対応のHDMI入力端子が必須となる。チューナは1系統で、スルー出力用のアンテナ端子も装備。別売のUSB HDDへの録画機能も備えている。

 7日に発表した「AQUOS 4K AM1シリーズ」には、リモコンに放送波切替ボタンとして[+4K]を装備。4Kチューナと組み合わせた際に、このボタンを押すと、あたかもAQUOS AM1自体に4Kチューナを内蔵しているように放送波をBS/CS 4Kに変更し、チャンネル選択が可能になる。

 AQUOS以外の4Kテレビにも接続できるが、AM1シリーズのようなテレビ側のリモコンからの制御は行なえない。

 HDR映像にも対応し、4K/HDR放送視聴にも対応。2Kテレビへのダウンコンバート出力については「検討中」としている。