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PCレスで動作するHMD「VIVE FOCUS」、66,750円で10月30日発売
2018年10月19日 10:00
アユートは、HTCのオールインワン型HMD「VIVE FOCUS」を10月30日に発売する。PCと接続せずに、スタンドアロンで動作するHMDで、価格はエクスプローラーエディションが66,750円。また、VIVE FOCUSの商用利用をサポートする「VIVE Focus用アドバンテージパック」も16,620円で発売する。
VIVE FOCUS
プロセッサとして「Snapdragon 835 VR」を内蔵、4,000mAhのバッテリも搭載し、単体で動作するHMD。ディスプレイはVIVE PROと同じく2,880×1,600ドットで、片目あたり1,440×1,600ドット。フレームレートは75Hz。
スピーカーをヘッドセットに内蔵し、鮮明な映像と迫力あるサウンドを体感できるという。
外部センサーを設置せず、本体だけで動きをトラッキング可能なインサイドアウト方式を採用。6軸の動きに対応できる「6DoF」仕様で、ユーザーの動きをVRゲームなどで再現可能。付属コントローラーは3DoF。
OSは英語版だが、後日ファームウェアのアップデートにより、日本語版を提供予定。
高頻度の使用に耐えられるよう、装着感や衛生面にこだわり、弾力性・柔軟性が高いPUレザーを採用。ウェットティッシュなどで簡単にメンテナンスできるため、同じ機材を複数の人が利用する法人利用にも向いているとする。展示会、社内トレーニング、VR会議などでの使用も想定。
前述のアドバンテージパックを購入すると、VIVE Focus起動時に特定のアプリケーションのみを起動する「キオスクモード」が利用でき、通常1年の製品保証を2年間に延長できる。
VIVE PROにも新たな展開
VIVE PROのスターターキットも11月上旬に発売予定。VIVE PRO HMD×1、VIVEコントローラー1.0×2、ベースステーション1.0×2の計5点がセットになっており、2×3mのルームスケールで使うシーンを想定している。価格は133,000円で、5点を個別に購入するより低価格になっている。
また、10月23日にはVIVE PRO用アクセサリの第1弾として、「All-in-1 ケーブル(VIVE Pro用/6,500円)」、「DPケーブル(1m/2,000円)」、「VIVE コントローラー(2018/23,130円)」、「ベースステーション 2.0」(16,630円)を発売。「リンクボックス(VIVE Pro用)」も、5,620円で2018年内に発売予定。