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NUARL、音切れに強い左右分離型HDSSイヤフォン。左右同時伝送も
2018年11月16日 20:04
エム・ティ・アイは、NUARLブランドの左右分離型イヤフォンNTシリーズ最上位機種「NT01AX HDSS TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES」を12月14日に発売する。クアルコムの通信技術「TrueWireless Stereo Plus」で左右の接続安定性を高めており、価格は18,000円。カラーはブラックゴールド(BG)。
また、左右分離のタフ&カジュアルモデル「NT100 WATERPROOF TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES」も同日に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,900円前後。
音切れに強い、HDSS搭載「NT01AX」
「NT01AX HDSS TRUE WIRELESS STEREO EARPHONES」は、クアルコムの最新テクノロジーを搭載したSoC「QCC3026」を採用。通信性能と音質の向上、長時間再生などを実現し、NUARLのワイヤレス/音響技術を融合させたNT01シリーズの最上位モデル。
クアルコムのTrueWireless Stereoテクノロジーと、独自のMCA(Mutual Coupling Antenna)テクノロジーを併用し、高い接続安定性を実現。「これまでの完全ワイヤレスイヤホンと比較して飛躍的に音途切れに強くなった」という。
「TrueWireless Stereo Plus」(TWS Plus)は、対応スマートフォンを使用することで左右のイヤフォンが独立してスマホに接続。左右間の通信が無くなることで信号伝送の安定性が向上し、接続が切れにくく長時間の連続再生が可能になる。なお、2018年11月現在、TWS Plus対応のスマートフォンは発売されていない。
イヤフォン単体で連続10時間以上再生可能。付属ケースから約2.5回充電でき、合わせて35時間以上利用できる。ロールスワッピング機能により、電源を入れるごとにバッテリー残量の多い方をマスターイヤフォンに自動で切り替えてバッテリーの片減りを防止。長時間再生を実現している。15分の充電でも約2時間利用できる。
ドライバーは6mm径のダイナミック型で、ダイヤモンドより硬い炭素素材のグラフェンを振動板にコーティング。高域の再現性と応答性を高めている。クリアな音質と広い音場感を再現するという特許技術「HDSS」も採用。頭内定位を防ぎ、厚みと立体感のある自然な音の広がりを再現するという。
Bluetooth 5.0対応で、プロファイルはA2DP、HFP、HSP、AVRCPをサポート。コーデックはaptX、AAC、SBCに対応。また、スマホがaptX非対応でも、最新のQualcomm Kalimba DSPによる音質チューニングで、コーデックの違いによる音質の低下を意識せず利用できるという。
本体ボタンでスマホなどの音楽再生/停止や曲送り/戻し、音量調整、着信(応答/拒否/終話)操作が可能。高感度マイクも備え、通話や音声入力、音声アシスタントなどの操作に利用できる。音声通話は「Voice in the Both Ears」機能に対応。左右イヤフォン間で信号の遅延が発生せず両耳にフィードバック。マイクにはcVcノイズキャンセリング機能を搭載する。
付属の充電ケースは、片手で蓋が開けられるワンプッシュ式のボタンを装備。バッグの中などで誤ってケースの蓋が開かないよう誤動作防止リブを設けている。自動再接続機能により、ケースに入れたイヤフォンは蓋を開けると自動的に電源が入って再接続する。
イヤフォン内部にナノコーティングによる撥水処理を施したIPX4相当の耐水性を持つ。操作ボタンは上面配置で手袋や爪を伸ばしていても押しやすく、操作時に耳を圧迫しないという。
HDSSに最適化され、広い臨場感を再現する独自のシリコン製イヤーピースと、より深く耳穴に入り密着感を高めるSpinFit製の完全ワイヤレスイヤフォン専用イヤーピース「CP350」をそれぞれS/M/Lの3サイズ付属。
購入から1年以内であれば、片側紛失時でももう片側のイヤフォンが残っていれば新品と有償で交換できる紛失サポートを用意。
また、既存の全NT01シリーズからのアップグレードサービスも用意。手持ちのNT01シリーズをトレードアップにより「NT01AX」に有償アップグレードできる。紛失サポートや有償アップグレードの申し込みは、NUARL公式サイトで行なう。