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Japan Tuned左右分離イヤフォン「AVIOT TE-D01b」。左右同時伝送TWS Plus対応へ

 バリュートレードは、“日本の音にこだわった”というAVIOTブランドの左右分離型ワイヤレスイヤフォン「TE-D01b」のクラウドファンディングを8月20日より開始した。一般販売時の予定価格は15,000円(税込)の予定だが、クラウドファンディング中は最大33%オフで購入でき、初回の限定200個は10,000円(税込)。リターンの発送開始は11月上旬より順次で、一般販売は11月中旬以降を見込む。

AVIOT TE-D01b

 AVIOTは、日本発のオーディオビジュアルブランドで、「重低音を強調した海外ブランドとは一線を画した、フラットなトーンバランスをベースにした音造りを行なっている」という。TE-D01bは、Qualcommの最新チップ「QCC3026」を搭載した左右分離型のワイヤレスイヤフォンで、「最新チップの信号処理能力とJapan Tunedの相乗効果による高音質」をアピールしている。

 ドライバは6mm径のダイナミック型。Bluetooth Ver.5.0に準拠し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFP。対応コーデックはaptX、AAC、SBC。左右のイヤフォンの親機・子機の関係を適度に入れ替えることでバッテリ駆動を最適化することで、最大9時間の連続再生を実現。イヤフォンケースにはイヤフォンを約8回充電するバッテリも内蔵している。

 加えて最新チップのQCC3026による受信感度向上やアンテナ配置見直しにより、途切れにくく安定した通信を可能とする。

 IPX7相当の防滴性能を備えているため、ジムでのワークアウトなどでも利用できる。左右のイヤフォンのボタンでは、音楽の再生/停止、曲のスキップなどに対応。マイクを内蔵し、通話も可能。

 QCC3026に備えた「TrueWireless Stereo Plus」(TWS Plus)にも対応。これは対応スマートフォンなどとの組み合わせで右の信号は右のイヤフォンに、左の信号は左のイヤフォンに別々に伝送できる機能。

 従来の左右分離イヤフォンのように片方のイヤフォン(親機)に伝送してからもう一方の子機に伝送する必要が無くなるため、接続の安定性やバッテリ持続時間の向上が図れる見込み。TE-D01bは後日のアップデートでTWS Plusに対応予定。

 また、TWS Plusは、Qualconn「Snapdragon 845」搭載スマートフォンとの組み合わせで利用可能になる。

従来の接続は片耳経由でもう一方に音楽伝送
両方のイヤフォンに同時伝送できる「TrueWireless Stereo Plus」

 バッテリケースのバッテリ容量は800mAh、イヤフォンは片耳50mAh。S/M/Lの3サイズのイヤーチップやUSBケーブル、ポーチなどが付属する。カラーはブラック、ガンメタル、ネイビーの3色。