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KDDI、新4K放送対応CATV用STB「ケーブルプラスSTB-2」を'19年4月導入

KDDIは、新4K衛星放送に対応したケーブルテレビ用STB「ケーブルプラスSTB-2」を、2019年4月より導入する。これに先立ち、2018年12月からケーブルテレビ事業者向けにサンプル機の提供を開始する。ユーザーへの提供開始日は、提携事業者ごとに異なる。

「ケーブルプラスSTB-2」

音声検索やレコメンド機能などを備えた現行機「ケーブルプラスSTB」の進化版で、新4K衛星放送の視聴に加え、音声による「シームレスな検索」、「テレビ操作」、「家電連携」などが可能になる。

BS 4K放送、及びBS 2K放送のトランスモジュレーション(トラモジ)方式、パススルー方式の両方に対応。チューナー数は、地デジ×3系統(トラモジ/パススルー)、BS×3系統(トラモジ/パススルー)、新4K放送×3系統(トラモジ/パススルー)、CATV×3系統(トラモジ)。CASはACAS/C-CASに対応する。外付けHDDを用意する事で、4K放送の録画もサポートする。

放送と通信を連携させたハイブリットキャストも搭載。4K映像配信に対応し、通信機能を使ってデータ放送よりも高度でリッチな双方向サービスが可能。

Android TV 8.0を採用しており、インターネット動画をテレビの大画面で視聴できる。リモコンのマイクボタンを押して話しかける事で、さまざまな放送番組やネット動画、録りためた録画映像などの検索が可能。

音声でテレビのチャンネルを変えたり、au HOMEなどの契約・設定が必要となるが、エアコンをつけるなど、対応家電の操作もサポート。Google Homeを利用し、ハンズフリー操作もできる。

外形寸法は、240×172×33mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約600g。通信機能として、LAN端子、IEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANも搭載。USB 3.0×1、USB 2.0×1を搭載。録画用HDDの接続にはUSB 3.0を使用する。