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シネマシティ、シニア割70歳に引上げ。若者は割引「次世代映画ファン育成計画」

シネマシティは、東京・立川で運営する同社映画館において、新たな料金割引体系の「次世代映画ファン育成計画」を2019年4月1日から開始。シニア割引の対象年齢を現在の60歳以上から「70歳以上」に引上げるほか、24歳以下は有料会員シネマシティズンの6カ月料金を100円にするなどの変更を行なう。

「次世代映画ファン育成計画」を開始

2019年4月1日からの改定内容は3点。鑑賞料金が1,100円(有料会員は1,000円)となる「シニア割」が70歳以上(現在は60歳以上)に引き上げられるほか、夫婦どちらか1人が50歳以上で2人合わせて2,200円になる「夫婦50割」が終了する。

一方、24歳以下の「シネマシティズン6ヶ月会費」は、100円(通常600円)とすることで、若年層の来場促進を図る。同会員は、入場料金が平日1,000円/土日祝1,300円になるほか、Web予約や窓口購入が一般より1日早くでき、Web予約手数料(50円/1席)が無料。売店でのフード&ドリンクセット100円引きなどの特典も用意されている。

今回の計画は、1896年に日本で初めて映画が一般に公開された日にちなんで制定された「映画の日」の12月1日に発表。「次の時代のためにシネマシティがチャレンジする、新しいプロジェクト」と位置づけており、シネマシティのサイトではプロジェクトに込めた意図などを説明している。