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Cambridge Audio 50周年アンプ「EDGE」。DAC搭載プリメインなど3機種

バリュートレードは、英Cambridge AudioのDAC搭載AB級プリメインアンプ「EDGE A」など、ブランド設立50周年記念「EDGE」シリーズ3機種を6日より発売する。価格は、EDGE Aが698,000円。ネットワーク対応プリアンプ「EDGE NQ」が55万円。ステレオパワーアンプ「EDGE W」が398,000円。

Cambridge Audio「EDGE」シリーズ
EDGE A

Cambridge Audioは、音質最優先の“サウンドファースト”をコンセプトに掲げる。ブランド設立50周年を記念し、「50年の旅の頂点」と位置づけるEDGEシリーズを発表。「純粋かつフィルターのかかっていない『ブリティッシュ・サウンド』を披露する」という。

EDGE A

AB級設計のプリメインアンプで、出力は100W×2(8Ω)/200W×2(4Ω)。バイアス電圧コントロールを加えて、“聴こえないレベル”まで歪みを軽減。発熱も少なく、高効率化にも貢献するという。2つのトロイダルトランスを対称に配置することで、ハム雑音をほとんど取り除き、 漏洩磁束を低減した。

DAC機能を内蔵し、最大PCM 384kHz/32bitとDSD 5.6MHzまでのハイレゾ音源をサポート。Bluetoothによるワイヤレス再生も可能で、高音質コーデックのaptX HDに対応する。

デジタル入力はUSBと光デジタル×2、同軸デジタルとHDMIを搭載。アナログ入力はバランス×1、アンバランス×2。出力はプリアウト、アンバランス、バランス。周波数特性は3Hz〜80kHz(±1dB)、SN比は103dB以上。外形寸法は460×405×150mm、重量は24.4kg。

背面

EDGE NQ

USBや光デジタル、同軸のデジタル入力に加えて、LAN端子と無線LANを備えたネットワーク対応プリアンプ。音楽ストリーミングサービスのSpotify Connectのほか、AirPlayやChromecast built-inによるワイヤレス再生が可能。インターネットラジオ聴取に対応。AAC/aptX/aptX HD対応のBluetooth機能も備えている。再生フォーマットは、PCM 384kHz/32bitとDSD 5.6MHzまで対応する。

EDGE NQ

独自の回路基板を採用。旧来のコンデンサー結合をDC結合に置き換え、高精度なソリッドステートの音量調整装置も採用して、「あらゆるボリュームでも完璧にバランスするクリーンな信号経路を実現する」という。

デジタル入力はUSBと光デジタルが各2系統で、同軸デジタルも備える。アナログ入力はバランス×1、アンバランス×2。出力はプリアウト、アンバランス、バランス。周波数特性は20Hz~20kHz(±0.1dB)、SN比は103dB以上。外形寸法は460×405×120mm、重量は10.2kg。

背面

EDGE W

独自のXA級増幅テクノロジーを採用したステレオパワーアンプで、通常のA級増幅に比べ効率性を高めたとする。出力は100W×2(8Ω)/200W×2(4Ω)。14個の選ばれた構成部品でシンプルな信号経路をできる限りシンプルに構成し、音源に忠実に再生することで「感動的なほどに精密で立体感のあるサウンド」が楽しめるという。

EDGE W

入力はバランスとアンバランスが各1系統。出力はループアウト、アンバランス、バランス。周波数特性は3Hz〜80kHz(±1dB)、SN比は103dB以上。外形寸法は460×405×150mm、重量は23.6kg

背面