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オンキヨー桐ヘッドフォン「SN-1」一般販売。約34万円
2018年12月13日 15:03
オンキヨー&パイオニアは、桐を使ったオンキヨーブランドのヘッドフォン「SN-1(BR)」の一般販売を12月下旬より開始する。価格はオープンプライス。直販サイト「ONKYO DIRECT」で予約販売を開始しており、店頭予想価格は34万円前後。
ハウジングに、高級和楽器にも用いられる会津桐を採用したヘッドフォン。和楽器の筝内部に施される「綾杉彫り」により、ハウジング内部の定在波を防ぎ、音の響きを均一にすることで桐素材本来の響きを活かす。クラウドファンディングサイトの未来ショッピングで8月から先行販売していたもので、一般販売の発売予定時期が決まった。12月15・16日に東京・秋葉原で開催されるイベント「ポタフェス」で展示し、試聴もできる。
50mm径ダイナミック型ドライバーを搭載。振動板はセルロースナノファイバーを100%使い、オーディオスピーカーのユニットと同様のフリーエッジ構造を採用。エッジにはリニアリティが高く不要共振の少ない、エラストマーを採用している。振動板とエッジに最適な材料を選び、再生周波数帯域は10Hz~80kHzでハイレゾ再生に対応。クリアな音像と広い音場を実現する。出力音圧レベルは99dB、インピーダンスは40Ω。
ベースにマグネシウム合金を採用して不要な共振を抑制。ドライバを背面から抱え込んでベースに強固に固定するフルバスケット方式と、ハウジングとハンガーの連結部にゴム部材を挟んで左右の音の干渉を抑えるフローティング構造も採用している。幅広のヘッドバンドとイヤーパッドにはアルカンターラを採用し、滑らかな装着感を実現した。また、本体にレーザー加工でシリアルナンバーを刻印している。重量は400g(ケーブルを含まず)。
ケーブルは両出しで着脱可能。3.5mmステレオミニのアンバランスケーブル(長さ3m)と、2.5mm 4極のバランスケーブル(同1.6m)、標準ステレオの変換プラグを同梱する。