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ADVANCED、セラミック筐体/モニター用/低音重視の新イヤフォン3機種
2018年12月14日 15:27
宮地商会M.I.D.は、ADVANCEDブランドの新製品として、イヤフォン「ELISE」「Model 3M」「GT3 SuperBass」の3機種を12月21日より発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はELISEが3,240円(税込)、Model 3Mが4,320円(同)、GT3 Superbassが21,600円(同)となる。
セラミック筐体のイヤフォン「ELISE」
独自のフルレンジ・マイクロドライバーを高密度セラミック筐体に搭載したイヤフォン。
セラミックハウジングは共振特性が低く、余分な周波数帯域のブリードを防ぐ効果があるという。
ボーカル/ボイスサウンドをより前面に押し出すよう調整。わずかにVカーブを描く周波数特性とすることで、ミュージックのリスニングやポッドキャストの試聴にも適するとしている。
ケーブル部には、通話用マイク搭載リモコンを搭載。ケーブル長は1.2mで、3.5mmプラグは金メッキ仕様。
周波数特性は20Hz~20kHz。インピーダンスは16Ω。感度は95dB。フォームイヤーチップ3種、シリコンイヤーチップ3種、キャリングケースを付属する。
ミュージシャン向けモニターイヤフォン「Model 3M」
ハイレゾ対応のダイナミックドライバーを1基搭載し、着脱式MMCXコネクターを採用したモニターイヤフォン。ミュージシャン向けのモニターイヤフォン「S2000」に続く、上位モデルとしている。カラーはクリアとブラックの2色を用意する。
人間工学に基づいて設計された軽量コンパクトなハウジングと、オーバーイヤースタイルの形状記憶フックで、高い装着性と遮音性を実現。20Hz~40kHzの広い周波数帯域を持つダイナミックドライバーにより、低域から高域までクリアに再生し、正確なモニタリングを提供するとしている。
汎用性の高いMMCXコネクタを採用。ケーブル長は1.2mで、3.5mmプラグは金メッキ仕様。
周波数特性は20Hz~40kHz。インピーダンスは16Ω。感度は100dB。フォームイヤーチップ3種、シリコンイヤーチップ3種、キャリングケースを付属する。
GT3の低音強化バージョン「GT3 Superbass」
既発イヤフォン「GT3」の低音域を強化させた、低音域重視モデル。
専用開発のドライバーには、振動ストロークと低周波性能を向上させる為に特別に設計された6μmの超薄型ダイアフラムを使用。高純度の銅線によるボイスコイルは、移動質量が約30%増加(従来比)し、サブ/ミッド・ベースの領域において高いディテールを生み出すとしている。
ステンレススチール製ハウジングは、CNC(コンピュータ数値制御)加工とPVD(物理蒸着法)コーティングにより、高いデザイン性と合わせ、共振とドライバーのフレックスを最小限に抑えこむという。
3組のチューニングフィルターを同梱。聴感上最も反応するといわれる3kHz前後が調整できるよう設定されている。
四重編組のシルバーメッキ銅線ケーブル(1.5m)と、マイク内蔵リモコン搭載のケーブル(1.2m)の2種類を付属する。どちらもMMCXコネクタで、金メッキ仕様の3.5mmプラグ。
周波数特性は10Hz~40kHz。インピーダンスは84Ω。感度は95dB。フォームイヤーチップ3種、フランジシリコンイヤーチップ3種(シングル/デュアル)、レザーケーブルタイ、専用ケースなどを付属する。