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スマホでも鳴らしやすい約7万円の平面駆動型ヘッドフォン「Alpha」、ADVANCEDから

 宮地商会は、ADVANCEDブランドの新製品として、平面磁界型ヘッドフォン「Alpha」と、イヤフォンの「S2000」、「S2000M」、ノイズキャンセリング機能搭載イヤフォン「747」の4機種を3月9日に発売する。価格はいずれもオープンプライス、店頭予想価格は、Alphaが70,200円前後(税込)、S2000ライブエディションと、S2000Mモバイルエディションが各1,998円前後(税込)、747が7,020円前後(税込)。

平面磁界型ヘッドフォン「Alpha」

Alpha Planar Magnetic Headphone

 スマートフォンでも鳴らしやすいという、オープンタイプの平面磁界・片面駆動型ヘッドフォン。Alpha専用に独自開発された片面駆動磁界ドライバは、片面(裏側)のみの電極で駆動することで、専用アンプなしでも高効率に音楽信号を振動板へ伝えられるという。ドライバサイズは96mm。出力音圧レベルは90dB+/-3dB (1kHz/1mW)、インピーダンスは34Ω。周波数特性は20Hz~40kHz。

 振動板と耳のあいだの障害物が無いため、振動板からの音がダイレクトに耳へ伝わり、「繊細で高速なレスポンス、そして歪みのないサウンドを再生する」という。383gと軽量なのも特徴。

Alpha専用に独自開発された片面駆動磁界ドライバ

 ユニバーサルフィット仕様のヘッドバンドは、調整不要で様々な形状の頭にフィットできるという。イヤーパッドにはメモリーフォームとプロテインレザーを使っている。なお、パッドは深いものと、浅いものの2種類を同梱。ユーザーが交換して楽しめる。

 シルバーメッキ銅編組ケーブルを採用し、長さは1.5m。ケーブルは着脱可能。入力端子は3.5mmのステレオミニで、ヘッドフォン側は2.5mm端子となる。

ケーブルは着脱可能

イヤフォン「S2000」、「S2000M」

 「S2000」は、人間工学に基づいたデザインと、「エネルギッシュでダイナミックなサウンド」を併せ持つというイヤフォン。S2000とS2000Mの違いは、S2000Mのみ、ケーブルにマイクリモコンを装備している。S2000は装備していないが、その代わりに3.5mmステレオミニの入力端子を標準プラグへ変換するプラグアダプタを同梱している。

イヤフォン「S2000」

 このイヤフォンの為にカスタムチューニングされたダイナミック型ドライバを採用。「低域・高域ともに強調されるエネルギッシュなサウンドは、リスニングだけでなくオンステージでのモニターとしても最適」だという。

内部構造
ケーブルにはメモリーフックを備えている

 ケーブルにはメモリーフックを備え、しっかりと装着が可能。ケーブルには耐久性の強いツイストタイプを採用している。長さは1.2m。

 インピーダンスは20Ω+/-15%。感度は103dB+/-3dB at 1kHz。周波数特性は20Hz~20kHz。

ノイズキャンセルイヤフォン・747

 アクティブノイズキャンセル(NC)機能を備えたイヤフォン。内蔵マイクと独自の電子アルゴリズムによって、低周波周囲ノイズを最大25dBまで低減。同時にオーディオ出力を増幅させることで、高品位なノイズキャンセリングを実現するという「Pitch Black」ANCテクノロジーを搭載している。

ノイズキャンセルイヤフォン・747

 1時間の充電で約10時間の使用が可能。充電が切れた後でも、NC機能をOFFにして通常のイヤフォンとして使用できる。

 ドライバは13mm径のシングルコイルダイナミック型。インピーダンスは16Ω+/-15%。感度は90dB+/-3dB at 1kHz。周波数特性は20Hz~20kHz。

 入力端子は3.5mmのステレオミニ。ケーブルにはリモコンマイクを備え、スマートフォンと連携して通話も可能。イヤーピースはシリコン、デュアルフランジ、フォームタイプの3種類を同梱。航空機機内用のアダプタや専用キャリングケースも同梱する。

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