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iFi-Audio、Blutooth受信/バランス対応ポタアン「xCAN」。4.4万円で21日発売

トップウイングサイバーサンドグループは、英iFi-Audioの新製品として、Blutooth受信やバランス駆動に対応するポータブルヘッドフォンアンプ「xCAN」を12月21日に発売する。価格は44,000円(税抜)。

xCAN

Nano iCANの実質的な後継機で、xシリーズを完結するモデルと位置付けられている。片chあたり1,000mWという出力を備えたデュアル・モノ構成のアナログヘッドフォンアンプを内蔵し、さらにBluetooth受信にも対応。コーデックはSBCとAAC、aptX/aptX LLをサポートする。「秋のヘッドフォン祭」に展示されていたもので、製品名や発売日、価格が正式決定した。

秋のヘッドフォン祭に展示されていたxCAN

入力と出力に2.5mm 4極バランスと3.5mmステレオミニを各1系統搭載。3.5mm端子は、独自のバランス接続方式「S-Balance」にも対応する。16Ωから600Ωまでのヘッドフォンを駆動できる。周波数応答は2Hz〜200kHz(-3dB)。

xCANの利用イメージ
入力端子部

「ステージで演奏している現場にいるような感覚を体感できる」という、独自の3D+システムを装備。また、XBass IIのアナログ式の低域補正システムでヘッドフォンの低音のレンポンスを改善し、「低域上部の帯域により自然なサウンドを生み出す」とする。

xDSDを含む、xシリーズ向けの新回路設計「CyberDriveヘッドフォン・アンプ・ステージ」を採用。iFi専用の超低ノイズFET入力オペアンプ「OV4627」と、デジタルコントロール・ステップアッテネーター「W990VST」を組み合わせており、フルアナログシステムのすべてのパラメーターがデジタルコントロール下に置かれ、「アナログとデジタルの良いところ取り」を実現するという。

内蔵バッテリで駆動し、再生時間は8時間。充電用のUSB Type-C端子を備える。外形寸法は67×95×19mm(幅×奥行き×高さ)、重量は127g。