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劇場でフェンシング大会、LEDビジョンが新たな表現。心拍数表示も

LED TOKYOは、12月9日に開催された「エイブルPresents 第71回全日本フェンシング選手権大会 決勝戦」に大型LEDビジョンを提供。東京グローブ座で行なわれ、チケット完売となったことでも話題となったフェンシングの新たな演出に協力した。

エイブルPresents 第71回全日本フェンシング選手権大会 決勝戦の模様

世界選手権金メダリストの太田雄貴氏が昨年会長に就任した日本フェンシング協会は、フェンシングのエンターテインメント化を推進している。

今回の決勝戦会場となった東京グローブ座は、中央のステージを円形の客席が囲み、主にコンサートや演劇に使用されている劇場。大会ではLEDビジョン設置に加え、劇場ならではの音響や照明を活用して、フェンシングの新たな形を提案。S席5,500円を含むチケットが完売となったことでも注目された。

LED TOKYOが提供した横8m×縦3mの大型LEDビジョンは、ステージ背面に設置。得点、選手の名前や所属、身長、年齢と共に、リアルタイムで心拍数を表示するなど、可視化により臨場感を高める情報を発信した。

明るさは液晶ディスプレイの10倍以上としており、照明のついた場内や日照のある場所でも様々な表現が可能。フェンシングの試合以外にも、バスケットボールやフットサル、卓球など、スポーツや各種イベントでの利用を見込んでいる。

幅8mの大型LEDビジョン
選手の心拍数なども表示