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HYLA、圧電セラミック振動板のハイブリッド型イヤフォン。TE5BとTE5T

サイラスは、HYLA(ハイラ)ブランドのハイブリッド型イヤフォン「TE5B」「TE5T」の2機種を'19年1月12日より発売する。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は各130,000円前後。

写真左が「TE5B」、写真右が「TE5T」

Oriolus(オリオラス)製品の開発で培った技術を進化させ、「上質な音を楽しみたい、音楽鑑賞の世界をより豊かにしたい」という「至尊の体現」をコンセプトに生まれたHYLAブランドの新イヤフォン。TE5Bは低域(Bass)寄り、TE5Tは高域(Treble)寄りのチューニングが施され、チューニングとハウジング部のカラー、およびプラグ部のメッキ加工以外の仕様は共通。

独自のHYLA-I型エンジン「Trident Engine」を採用。低域用のダイナミック型ドライバー×1と、中高域用のバランスドアーマチュアドライバー×2に加え、高域・超広域用の圧電セラミック振動板ドライバー×1を搭載する。

圧電セラミック振動板は、オーディオ用途に特化した7種構造を採用し、20KHz以上の可聴域を超えた周波数帯をカバー。圧電セラミック振動板ドライバーとダイナミックドライバーをコアキシャルに配置することで、ドライバーが干渉することなく、広帯域に渡りフラットでバランスの取れたサウンドを実現するとしている。

TE5B

ケーブル着脱が可能な2PINコネクタを採用。1.2mの付属ケーブルは、PW AUDIO OEMのHYLA特注ケーブルで、線材はOCC銅線に銀メッキ加工、線材1本ごとにコーティングを施した。見た目も美しさと頑丈さを両立しながら、取り回しもよいケーブルに仕上げた。プラグ部は3.5mmステレオミニで、TE5Bは金メッキ、TE5Tはロジウムメッキ加工。

周波数特性は20Hz~40kHz。出力音圧レベルは97dBで、インピーダンスは8.9Ω。フォームイヤーチップ(S/M/L)、シリコンイヤーチップ(S/M/L)、VanNuys特注の専用ケースなどが付属する。

TE5T