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観たい番組を音声検索・再生できるシャープ2K BDレコーダ。ホワイト約6万円

シャープは、2K BDに対応したAQUOSブルーレイレコーダー「BT1/BW1」シリーズの5モデルを3月8日より発売する。価格はオープンプライス。トリプルチューナー搭載で、1TB HDDの「2B-C10BT1」は店頭予想価格は70,000円前後。ダブルチューナーで2TBの「2B-C20BW1」は70,000円前後。ダブルチューナーで1TBの「2BーC10BW1」は60,000円前後で、ホワイトカラーの「2B-C10BW2」も用意。ダブルチューナーで500GBの「2B-C05BW1」は50,000円前後。

AQUOSブルーレイ「2B-C10BW2」(ホワイトモデル)

なお、同時発表された4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)対応の「BT3」シリーズについては、別記事で紹介している。

音声操作を追加。独自の「ドラ丸」「見どころポップアップ」など継承

現在発売されているNT/NW/NWシリーズの後継モデル。'19年春モデルからAQUOSブルーレイに搭載された音声操作機能の追加と、'18年発売の4Kレコーダーと共通の「指定ジャンル強調」搭載が前機種との大きな変更点。チューナー数やHDD容量に違いはあるが、BT1/BW1シリーズ間で基本機能は変わらない。

AQUOSブルーレイ「2B-C10BT1」

AQOUSやスマートスピーカーと連携し、観たい番組を音声で検索・再生できる「声で楽々操作」に新対応。Googleアシスタント対応テレビ・AQUOSのリモコンや、スマートフォン、スマートスピーカーを使い、音声で番組検索や再生などが実行できる。

例えば「最新の“○○(番組名)”を再生して」、「録画した“スポーツ(ジャンル名)”を探して」、「“○○(タレント名)”の番組を教えて」などと、連携機器に発話することでリモコン操作をすることなく、レコーダーをコントロール可能。ほかにも番組を再生中に「最初から再生」「○○分飛ばして」などの音声操作にも対応する。

音声操作を行なうには、レコーダーをAQUOSやスマートスピーカーと同一のネットワーク上に接続・設定すること、またスマートフォンには専用の機器登録アプリ「AQUOSスピーカーコネクト」のインストールとレコーダー登録設定が必要になる。

EPG画面上で番組検索をする際、特定のジャンルを選択することで該当番組が“強調表示"される「指定ジャンル強調」機能が追加された。

AQUOSブルーレイ独自の機能も引き続き搭載。新作連続ドラマを4週間分自動録画する「ドラ丸」、録画番組を子画面で表示し観たいシーンから再生できる「見どころポップアップ」、AQUOSと連携して放送中番組の一時停止や巻き戻し視聴ができる「AQUOSタイムシフト」、滑らかな番組早送りが可能な「250倍速なめらかサーチ」、ドライブの密閉度を高めた対塵と光学性能改善で耐久性を向上させた「ホコリシールドBDドライブ」などを備える。

録画番組を子画面で表示し観たいシーンから再生できる「見どころポップアップ」

最大12倍の長時間録画に対応。外付けしたUSB HDDへの録画もできる。録画した番組を宅外から視聴する「外からリモート視聴」や、スマートフォンにダビングする「Wi-Fiダビング」、自宅の好きな部屋に番組を転送する「Wi-Fi転送」、外出先から録画予約できる「リモート予約」機能なども備えている。なお、ダブルチューナー/500GB容量の「C05BW1」のみ無線LANユニット非搭載となる。

5モデル共にHDMI出力は1系統、アナログ映像・音声入力を1系統備える。外形寸法は430×195×48mm(幅×奥行き×高さ)。重量はC10BT1/C10BW1/C10BW2/C05BW1が約2.2kg、C20BW1が約2.5kg。

2B-C10BW2のフロントパネルを開いた状態
2B-C10BT1の背面