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EIZO、49,800円のクリエイター向け24.1型液晶「ColorEdge CS2410」

EIZOは、24.1型フルHD液晶ディスプレイ「ColorEdge CS2410」を3月19日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は49,800円。2月28日~3月3日にパシフィコ横浜で開催される「CP+2019」で初展示する。

ColorEdge CS2410

写真やイラスト制作のクリエイターをターゲットとした、sRGB色域相当の24.1型ベーシックモデル。2012年に発売した「CS230」の後継で、CS230の23型に比べ大画面化。パネルはIPSで、解像度は1,920×1,200ドットに強化(CS230は1,920×1,080ドット)した。「写真やイラストをレタッチする際、A3+ツールパレットを実寸で表示できるので、余分なスクロールの手間を省く」としている。表面はアンチグレア。輝度は300cd/m2、コントラスト比は1,000:1、応答速度は14ms(中間階調域)。

工場で1台ごとにRGB各色の階調を調整。理想のガンマ値になるよう、最も適した値を16bit LUTを使って選択して表示階調に再割り当てしている。また、独自のデジタルユニフォミティ補正回路を搭載。輝度と色度が均一になるように画面全体を全ての階調で補正。画面の隅々までムラの起こりにくい表示を保つという。

モニター画面と写真プリントの色合わせを行なえる無償ソフト「Quick Color Match」を同社Webサイトから無償でダウンロード可能。また、別売センサーを使ってハードウェアキャリブレーションできる専用ソフトウェア「ColorNavigator 7」に対応する。

入力端子はHDMIとDisplayPort、DVI-Dが各1系統。PC接続用のUSB 3.1と、USB 3.1ハブ3系統を装備する。スマホやタブレットなどの給電用USBも装備。

従来機種から筐体デザインを一新、下部ベゼル幅は従来比約51%スリム化した。前面に軽く触れるだけで操作できるフラットな静電スイッチを採用。背面には、持ち運び用のハンドルも備える。

155mmの昇降や、上35度/下5度のチルト、344度のスイーベル、90度ピボットに対応。外形寸法は554.4×245×396~551mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.9kg。DisplayPortケーブルとHDMIケーブル(各2m)などを同梱する。

オプションで、カラーマッチング用のLEDスタンド「Z-208PRO-5000K」と「Z-209PRO-6500K」(各25,920円/税込)や、マグネットタイプ遮光フード「CH2400」(20,304円/税込)なども用意する。

背面