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360度VR空間を作れるVEGAS編集ソフト「VR Studio」。28日まで75%割引
2019年2月20日 17:47
ソースネクストは、VEGASシリーズのVRコンテンツ制作ソフト「VR Studio」を2月20日よりダウンロード販売開始した。価格は27,248円。対応OSはWindows 10。2月28日までの期間は、VEGASシリーズ製品を最大90%割引で販売する「The Chance Virtual Reality」キャンペーンを実施。VR Studioは28日まで75%引きの6,800円となる。ビデオ編集ソフト「VEGAS Pro 16 edit」とのセット販売なども行なう。
360度撮影したビデオや写真に、テキスト/画像/音声/動画を組み合わせてバーチャル空間を作れるソフト。制作したコンテンツは、無料のAndroid/iOS/Windows用ソフト「VR-Xプレイヤー」使って再生できるほか、「WebVR」でWebサイト公開も可能。VRヘッドセットでも仮想空間を体験できる。モデルハウスや、観光体験、教育用コンテンツなどに活用可能。
VEGASは、放送局やスタジオで使われるプロフェッショナル向け映像制作ソフト。2016年より、Sony creative softwareから独MAGIXが継承している。
複数のVR世界を作って、閲覧者がそれらの空間を行き来できるよう道順を設定してつなげることなどが可能。ビデオや写真を読み込んで好きな場所に配置、サイズや形もカスタマイズできる。また、テキストで詳細な説明やラベルを書いて閲覧者に案内できる。BGMや効果音もバーチャル世界に追加可能。バーチャル博物館内で音声による展示物の説明などもできる。360度手振れ補正機能も利用可能。品質を損なわずスムーズな動画に仕上げられるという。
動作環境はCPUが2.5GHz マルチコアまたはマルチプロセッサー(VRモードにはIntel i5-4590以上を推奨)、メモリは最低4GB(16GB推奨)、VRモードにはNVIDIA GTX 970/AMD 290以上のグラフィックカードを推奨する。
入力対応フォーマットはMPEG-4(MP4)、MP3、JPEG、JPG、PNG、出力はVRX(VR-Xプレイヤー用形式)、WebVR。VR Studioからスマホやパソコン、VRヘッドセットのVR-Xプレイヤーにワイヤレスでコンテンツを転送可能。Android/iOS/Windows端末や、Oculus Rift、HTC Vive、Microsoft Mixed Realityで利用できる。