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リコー、4K動画も撮れる20m防水タフネスコンパクト「WG-6」
2019年2月22日 12:32
リコーイメージングは、最高4K/30pの動画撮影に対応し、20m防水、2.1m耐衝撃構造などを採用したコンパクトデジタルカメラ「WG-6」を3月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円台前半(税込)。カラーはオレンジ、ブラックの2色。
気密性の高いボディ構造を採用し、同社のタフネスコンパクト「WG」シリーズで最高となる、水深20mで連続2時間の水中使用に耐えるIPX8相当の防水性能を実現。2.1mからの耐落下衝撃性能や、ホコリに強いIP6X相当の防塵性能、マイナス10度でも動作する耐寒構造、100kgfまで耐える耐荷重構造なども備える。
撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーで、有効画素数は約2,000万画素。画像処理エンジンも採用し、高感度性能と高精細画像を実現する。光学5倍のズームレンズを備え、35mm換算で約28~140mmの焦点距離をカバー。F値はF3.5~F5.5。
4K動画撮影に対応し、3,840×2,160/30pのMPEG-4 AVC/H.264形式で記録可能。フルHDなどの動画撮影にも対応する。手ブレ補正機能として、従来の動画用「Movie SR」に加え、ジンバルを使っているようなブレ抑制効果を実現する「Movie SR+」を新搭載。動きの激しい屋外アクティビティでの高画質撮影を可能にするという。なお、Movie SR+はフルHD以下の記録サイズで使える。
レンズの周りに近距離用のLED補助光を6灯配置。接写撮影時などにシャッタースピードをより高速にでき、手ブレや被写体ブレも抑えられるという。
GPSモジュールを内蔵し、撮影した画像への位置情報記録や、移動中の測位ログデータの記録、自動時刻合わせなどに対応。日本の準天頂衛星「みちびき」や、ロシアの衛星測位システム「GLONASS」の受信もできる。電子コンパスも備える。
3型/約104万ドット(3:2)の液晶モニターを装備。外光の反射を抑えて映り込みを軽減するARコートを施した。
記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードと、FlashAirカードをサポート。本体にUSB Type-CやHDMI出力(Type D)を装備。外形寸法は約118.2×33.1×65.5mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリーとメモリーカードを含めた重量は約246g。