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1型センサーの4K全天球カメラ「THETA Z1」5月24日に発売決定
2019年4月11日 11:43
リコーイメージングは、新レンズユニットと1型センサーで高画質化を図った、4K全天球カメラ「RICOH THETA Z1」の発売日を5月24日に決定した。発表当初、3月下旬発売と告知したが、その後「予定している性能を実現するため、最終調整にさらなる時間を要する」として発売時期を延期し、近日発売としていた。
また、4K/30p動画撮影に対応するタフネス設計のコンパクトデジタルカメラ「WG-6」の新しい発売日を4月19日に決定。こちらも3月下旬発売予定だったが、THETA Z1と同様に「最終調整にさらなる時間を要する」として、発売時期を延期していた。
THETA Z1は、ワンショットで360度動画/静止画撮影ができるTHETAシリーズの上位モデル。4K解像度(3,840×1,920ドット/30fps)の動画撮影性能などを既存の「THETA V」から引き継ぎつつ、高画質化と撮影機能を強化。有効約2,000万画素の1.0型裏面照射型CMOSセンサーを2基搭載。独自の三回屈曲構造技術を採用した新型レンズユニットにより、イメージセンサーを大型化しつつ厚さ24mmという薄型ボディを実現した。画像処理アルゴリズムも一新し、高感度性能を強化している。直販価格は117,500円。カラーはブラック。
WG-6は、タフネスコンパクト「WG」シリーズで最高となる、水深20mで連続2時間の水中使用に耐えるIPX8相当の防水性能を実現。高さ2.1mからの耐落下衝撃性能や、IP6X相当の防塵性能、マイナス10度の耐寒構造、100kgfに耐える耐荷重構造などを備える。有効約2,000万画素で1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーと、35mm換算で約28~140mmの光学5倍ズームレンズを搭載。4K/30p動画の撮影も行なえる。店頭予想価格は5万円台前半(税込)。カラーはオレンジ、ブラックの2色。