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開けば8型タブレット、閉じると6.6型スマホ。Huawei「Mate X」

Huaweiは24日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催の「MWC19 Barcelona」において、折りたたみ式を採用し、6.6型のディスプレイを備えたスマートフォンから、8型のタブレットへと変身できる「Mate X」を発表した。ディスプレイには有機ELを使っている。

スマートフォンスタイルで利用する場合は、6.6型のデュアルディスプレイの片側を利用する。展開すると、8型のディスプレイとなり、タブレットとして使えるのが特徴。タブレット状態でも最薄部は5.4mmと薄く、ディスプレイは高画質表示と共に、耐久性や優れた冷却性能も備えているという。重さは295g。

ヒンジ部分は「Falcon Wing Mechanical Hinge」と名付けられており、展開時に画面は完全に平らになるという。折り畳んだ時は、ディスプレイの片側はフレームにピッタリとフィットする。

スマホスタイルからタブレットへと変身できる

大画面を活かして、ドキュメントの編集、読書などが快適にできるという。画面分割モードを使い、フォトギャラリーからEメールに画像をドラッグして添付する事も可能。

ディスプレイの解像度は、スマホ時のフロントパネルが2,480×1,148ドット、バックパネルが2,480×892ドット。タブレット時は2,480×2,200ドット。外形寸法は、スマホスタイルでは161.3×78.3×11mm(縦×横×厚さ)、タブレット時は161.3×146.2×11mm(同)。OSはAndroid 9を採用する。

ライカカメラを搭載。折りたたみ可能であるため、フロントカメラとしてもリヤカメラとしても利用可能。折りたたむと、両側にビューファインダーが表示される。ワイド用に4,000万画素、ウルトラワイド用に1,600万画素、テレフォト用に800万画素のカメラを備える。

5Gモデムチップセット「Balong 5000」を搭載。デュアルSIMで、4Gと5Gの両方に対応できる。4,500mAhのバッテリを搭載。HUAWEI Kirin 980を採用し、CPUはCortex-A76 Based 2.6GHz×2、Cortex-A76 Based 1.92GHz×2、Cortex-A55 1.8GHz×4。GPUはMali-G76。ストレージメモリは512GB、メモリは8GB。256GBまでのNMカードも利用できる。