PS4が最新Ver.6.50でiOSリモートプレイ対応。ニコ生720p配信も

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 4(PS4)の最新システムソフトウェアVer.6.50を3月7日より提供開始。新たにiOS端末でのWi-Fiリモートプレイに対応した。対応機器はiOS 12.1以降の端末で、iPhone 7、iPad(第6世代)、iPad Pro(第2世代)以降を推奨している。

PS4(左)とPS4 Pro(右)

PS4ゲームを別の部屋などでも遊べるリモートプレイが、従来のパソコン(Windows/Mac)やXperiaスマホ/タブレット、PS Vitaなどに加えて、Ver.6.50ではiOS端末でも楽しめるようになった。iPhone/iPad用の｢PS4 Remote Play｣アプリを使い、PS4に接続して利用できる。PlayStation Networkのアカウントが必要。

｢PS4 Remote Play｣アプリを使ってWi-Fi経由でPS4にアクセス、PS4画面をiPhone/iPadに表示して、画面上に表示されるコントローラー(ボタン)を使ってPS4を操作できる。iPhoneなどのマイクを使ったボイスチャット参加や、キーボードを使ったPS4への文字入力もできる。

なお、一部の画面はアプリで表示できない場合がある。ワイヤレスコントローラーのDUALSHOCK4には非対応。接続はWi-Fiのみで、モバイルネットワークには対応しない。

｢PS4 Remote Play｣アプリの利用例(横画面)

縦画面の例

Ver.6.50では、上記以外の機能アップデートとして、ニコニコ生放送を利用したゲームプレイのブロードキャスト(配信)時に、画質設定で720pを選べるようになった。

また、[決定]操作に使用するボタンの入れ替えが可能。｢決定｣操作に割り当てられているボタンを、〇ボタンから×ボタンに変更できるようになった。PS4の機能画面から［設定］＞［システム］＞［×ボタンで決定する］のチェックを付けると反映される。なお、アプリケーションやソフトウェアタイトルによっては、この設定が反映されない場合がある。