ニュース

i-dio、4月1日から北海道で聴取可能に。全国7ブロック全てで開業

VHF-Low帯を利用した放送サービス「i-dio」(アイディオ)は、4月1日から北海道ブロックでi-dioを開業する。これにより、放送エリアは北海道、東北、関東・甲信越、北陸・東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄の全国7ブロック全てで開業となり、送信所は全国16局体制となる。

北海道ブロック札幌親局のエリア目安

i-dioの事業全般を推進するジャパンマルチメディア放送と、基幹放送局提供事業者(ハード事業者)となるVIPが、3月11日に北海道総合通信局から札幌親局(札幌市西区)の無線局免許の交付を受けた。さらに、北日本マルチメディア放送が、総務省より北海道ブロックにおけるソフト事業者としての業務認定証の交付を受けた。

i-dioは、地上アナログテレビ放送終了後のVHF-Low帯を利用した放送サービスとして2016年7月から全国で本放送を順次開始している。テレビでもラジオでもない新しい放送として、映像・音響・データなどをデジタルデータとして放送。放送波で送信するため、通信とは異なり、輻輳もなく、不特定多数に情報を送れるのが特徴。