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アップル、第2世代「AirPods」。通話50%長く、ゲーム遅延30%低減。無線充電ケース
2019年3月20日 22:34
アップルは20日、ワイヤレスイヤフォン新製品として、第2世代AirPodsを発表した。付属する充電ケースの違いで2種類ラインナップしており、AirPodsと通常の充電ケースのセットは17,800円、ワイヤレス充電ケースとのセットは22,800円。ワイヤレス充電ケース単体でも8,800円で発売する。20日から注文を受け付けており、Apple直営店での店頭販売は来週開始する。
新しいH1チップにより、通話時間は第1世代に比べて最大50%長くなった。また、iPhone、Apple Watch、iPadと、連携するデバイスを切り替える場合、デバイスにつながるまでの時間が2倍の速さとなり、よりスムーズに切り換えできるという。
さらに、「Hey Siri」と話しかけるだけで、再生する曲を替えたり、電話を掛けたり、音量の調節や道案内も可能になる。また、ゲームでのレイテンシを最大30%低減した。
ワンタップのシンプルな設定で、AirPodsが自動的にオンになり、接続された状態になる。耳に装着するとそれを感知し、耳から外すと再生を一時停止する。
1回の充電で音楽などを5時間再生可能。加えて最大3時間の通話も可能。ケースでの充電を交えて、24時間以上聴き続けられる。充電ケースに15分間入れると、最大3時間の再生と、2時間の通話が可能。
購入時に選べる充電ケースは、通常のケースに加え、新たにワイヤレス充電ケースも用意。どちらのケースでもAirPodsを複数回充電でき、合計24時間以上聴き続けられる。
新しいワイヤレス充電ケースは、Qi互換の充電器を併用することでケースをワイヤレスで充電できるのが特徴。ケース前面のステータスランプで充電状態を確認できる。既にAirPodsを持っているユーザー向けに、ワイヤレス充電ケース単体でも販売する。
また今回の新製品から、AirPodsと通常の充電ケース、AirPodsとワイヤレス充電ケースをオンラインのApple Store、Apple Storeアプリケーションから購入すると、チェックアウト時に無料のメッセージ刻印が可能になる。