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「大草原の小さな家」206話が4K完全版で復刻。新吹替でNHK BS4K放送

海外ドラマの名作「大草原の小さな家」が4K映像にレストアされ、NHK BS4Kにおいて4月3日よりノーカットで放送される。時間は毎週水曜午後9時30分~10時20分で、第1回は長編のため11時10分まで。アメリカ開拓時代、さまざまな困難を乗り越えながら生き抜いたインガルス一家の物語が、世界初の4Kで復刻する。

大草原の小さな家
(C) 1974-1982 National Broadcasting Company, Inc.All Rights Reserved.

アメリカで1974年から1983年にかけて放送された全206話が、新たにオリジナル35mmフィルムから4Kに変換、翻訳から刷新され、新たな日本語吹き替え版として生まれ変わる。

日本では1975年から8年に渡ってNHK総合テレビで放送されたが、当時は放送枠が45分とオリジナルより短く、各話一部がカットされていた。新吹き替え版は“完全版”で放送される。

一家の大黒柱・チャールズ役の声は森川智之が担当するなど、実力派の声優を起用。「一期一会の出会いの中で、ひたむきに生きる家族の姿、人々の生きざまは、人を愛することのすばらしさ、人間の尊さに、あらためて気づかせてくれる」としている。

出演はマイケル・ランドン(父チャールズ役:森川智之)、カレン・グラッスル(母キャロライン役:小林さやか)、メリッサ・ギルバート(ローラ役:宇山玲加)ほか。

4月放送予定エピソード

4月3日「旅立ち」
インガルス一家は住んでいた森を離れ、豊かな土地を求めて西部に旅立つ。道中さまざまな困難に見舞われながらも、小川近くの土地に家を建てることに。自力で家を建て、家族の新しい生活が始まるが、そこに先住民たちの姿が……。
4月10日「素晴らしい収穫」
新居からまたも移住を余儀なくされたインガルス一家は、ウォルナット・グローブという小さな町に落ち着くことになる。チャールズは、昼はハンソンの製材所で働き、夜は家作りに励むが、昼夜働きづめで、ついに倒れてしまう。
4月17日「わたしの母さん」
学校に通うことになったローラとメアリー。さっそくオルソン商店の娘ネリーに「田舎の子」とバカにされる。ネリーは学校でもわがまま放題。我慢していたローラだが、ある日、ネリーとやり合ってしまい……。インガルス家と対照的なオルソン一家が勢揃いする。
4月24日「遠くで働く父さん」
嵐で小麦が全滅し、チャールズは仕事を求めて旅立つ。途中、出稼ぎ仲間と出会い、採石場の仕事を紹介してもらうことに。一方、キャロラインは女性たちに声をかけ、倒れた小麦を少しでも収穫しようと奮闘する。