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中高年の安全運転を支援するポータブルナビ「ゴリラ」。約6.5万円
2019年5月14日 14:07
パナソニック オートモーティブ社は、最新の2019年度版地図を搭載したSSDポータブルカーナビ「ゴリラ」シリーズ新製品3機種を6月上旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、7型ディスプレイを搭載し、3年間の無料地図更新に対応する最上位モデル「CN-G1300VD」が65,000円前後。7型「CN-G730D」が54,000円前後、5型「CN-G530D」が39,000円前後。全モデルワンセグチューナーを搭載する。
16GBの内蔵SSDに、最新の2019年度版地図データなど、AV一体型カーナビ同等のデータベースを収録。同ポータブルナビのユーザーの半数が50歳を超えており、安全・安心な運転をサポートする機能を充実させたのが特徴。リアルな交差点拡大図を拡充しており、都市部の分岐交差点において増加している、安全走行のためのカラーレーンやドットレーンなどの塗装された走行レーンも再現。余裕をもった右左折や高速道路への進入をサポートする。一般道の方面看板も、青白反転文字の採用や、道路名をなじみのある通称で表記する。
高速道路の分岐では、インターチェンジ(IC)とジャンクション(JCT)の併設箇所に、JCT分岐案内画像を追加。英語表記や高速道路のナンバリングにも対応し、外国人ドライバーにも分かりやすくした。
最上位機種「CN-G1300VD」は、交通情報サービスの「VICS WIDE」をサポート。最新の交通情報を基に、渋滞を回避するルートを自動で探索・案内する「スイテルート案内」が利用できる。さらに、2022年7月末まで最大3年間の道路マップ無料更新が可能で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて整備される新しい道路データにも対応するという。
標識の見落としを、音とアイコンで注意喚起する「安全・安心運転サポート」機能を3機種ともに搭載。一時停止や制限速度など、見落としがちな道路標識情報への注意を促す。
「逆走検知」機能を備え、高速道路の合流部などで車の逆走を検知すると音とアイコンで警告する。サービスエリアなどで休憩後に発進する際、逆走への注意を喚起する「逆走注意アラーム」も用意する。
GPSに加え、GLONASSと準天頂衛星みちびきからの信号を現在地測位に活用。衛星信号が届きにくいところでは、独自開発の「Gジャイロ」で継続測位する。Gジャイロからの情報をCPUで最適化処理した上で、衛星信号とあわせてメインCPUで処理を行なう「Gロケーション」も搭載。高精度な現在地測位を実現している。
ディスプレイ解像度は全モデル800×480ドットで、バックライトはLED。7型のCN-G1300VD/G730Dはシルバーフレームと両端を絞った薄型デザインで、5型のCN-G530Dは丸みを帯びたデザインを採用している。いずれもワンセグチューナーやスピーカーを搭載する。ナビゲーション時の消費電力は、G1300VD/G730Dが7.5W、G520Dが6W。外形寸法と重量は、G1300VD/G730Dが176.5×21.5×113.7mm(幅×奥行き×高さ)で、G1300VDが約360g、G730Dが355g。G520Dは129×17.8×86mm(同)で、約200g。