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パナソニック、業界初「全国市街地図」搭載のポータブルカーナビGorilla
2020年5月12日 14:03
パナソニック オートモーティブは、全国の市街地を100%カバーする「全国市街地図」を搭載した、SSDポータブルカーナビ「Gorilla(ゴリラ)」の新機種を6月中旬より発売する。7型ディスプレイを搭載し、最大3年間の無料地図更新とVICS WIDEに対応する最上位モデル「CN-G1400VD」、7型「CN-G740D」、5型「CN-G540D」の3モデルを用意。すべて価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後(G540D)から。
- 7型「CN-G1400VD」 店頭予想価格6万6,000円前後
- 7型「CN-G740VD」 同5万5,000円前後
- 5型「CN-G540VD」 同4万円前後
16GBの内蔵SSDに、最新地図データを収録し、AV一体型カーナビ同等のデータベースを提供するゴリラシリーズの2020年モデル。
AV機能としては、全機種にワンセグチューナーを搭載。採用するディスプレイは液晶方式で、全機種とも解像度は800×480ドット。タッチパネルは感圧式。28mm径のスピーカーを内蔵する。G540は視野角が広くコントラスト比が高いIPS液晶パネルで、前機種G540に比べ視認性を向上させたという。
ゼンリンの住宅地図を基にした全国の市街地を100%カバーする「全国市街地図」を、業界で初めて搭載したのが新モデルの特徴。全国の市区町村1,741エリアを網羅し、建物の形状や道幅までわかる詳細な地図表示が都市部だけでなく地方もカバー。
リアルな交差点拡大図やピクトグラムに対応した方面看板など、実際の道路案内に即したひと目で分かる案内図を充実させ、画面を注視する「ながら運転」の抑制も期待できるという。また一時停止などの標識の見落としや高速道路の逆走を警告する「安全・安心運転サポート」機能を搭載し、交通事故や交通違反の未然防止を促す。
最上位機種のG1400Vは、最大3年間の「部分地図更新」に加え、全国市街地図やガイドブック情報を含む全情報を更新できる「全地図更新」の無料サービスに新たに対応。また、走るクルマの情報(プローブ情報)を活用する道路交通情報サービス「VICS WIDE」に対応した「スイテルート案内」機能で、渋滞を回避して案内できるという。
外形寸法と重量は、G1400VD/G740Dが176.5×21.5×113.7mm(幅×奥行き×高さ)で、G1400VDが約360g、G740Dが約355g。G540Dは129×17.8×86mm(同)で、約200g。車載用吸盤スタンドと、24V/12V車対応のシガーライターコードを付属する。