ニュース
ポータブルカーナビ初、高速道路の逆走警告機能を搭載したパナソニック「ゴリラ」
2018年5月9日 12:26
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、ポータブルカーナビとしては初めて、高速道路での逆走検知・警告機能を搭載した「ゴリラ」の3機種を6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7型ディスプレイの「CN-G1200VD」が7万円前後(税込)、「CN-G720D」が6万円後(税込)、5型の「CN-G520D」が4万円後(税込)。全モデルワンセグチューナも搭載する。
ポータブルカーナビ初の「逆走検知」機能を全モデルに搭載。高速道路の本線合流部、ランプ合流部、サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)の本線合流部で、逆走を検知すると音とアイコンで警告する。高速道路のSA・PA内で休憩後に発進する際、逆走への注意を喚起する「逆走注意アラーム」も用意。一時停止や制限速度など、見落としがちな道路標識情報への注意も促す。
上位モデルの「CN-G1200VD」は、交通情報サービス「VICS WIDE」もサポート。最新の交通情報を基に、渋滞を回避するルートを自動で探索、案内する「スイテルート案内」が利用できる。さらに、3年間の道路マップ無料更新も利用可能。
全モデル、GPS衛星に加え、ロシアの衛星グロナスと、日本の準天頂衛星みちびきからの信号も現在地測位に活用。衛星信号が届きにくいところでは、独自開発の「Gジャイロ」で継続測位する。Gジャイロからの情報をCPUで最適化処理した上で、衛星信号とあわせてメインCPUで処理を行なう「Gロケーション」も搭載。高精度な現在地測位を実現している。
16GB SSDメモリを内蔵。2018年度版地図データを収録し、電話番号約2,700万件や住所約3,850万件、あいまい検索約590万件、ジャンル検索約340万件など、検索用データベースも充実させた。
ディスプレイ解像度は全モデル800×480ドット。LEDバックライトを採用。ワンセグチューナも搭載する。外形寸法と重量は、G1200VDとG720Dが176.5×21.5×113.7mm(幅×奥行き×高さ)で、G1200VDが約360g、G720Dが355g。G520Dは129×17.8×86mm(同)で、約200g。