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ケンウッド、前方・後方をフルHDで同時録画できる、ナビ連携型ドライブレコーダ

JVCケンウッドは、ケンウッドブランドの新製品として、前方・後方の映像をフルHDで同時に録画できる、ナビ連携型のドライブレコーダー「DRV-MN940」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は49,800円前後。

「DRV-MN940」のフロントカメラ

同社“彩速ナビ”のHD対応モデルである「TYPE M」シリーズの新商品「MDV-M906HDL」、「MDV-M906HDW」、「MDV-M906HD」と連携可能な専用モデル。レコーダーに録画中の映像や録画済みの映像を、彩速ナビのHDディスプレイ(1,280×720)に表示できる。「当社のWVGAパネル搭載モデルと比較して約2.4倍の高解像度を実現し、表示画像に大きなジャギーがなく、各映像をくっきりとシャープに確認できる」という。

リアカメラ

運転中にHD映像で後方を確認できる「バーチャルルームミラー」機能や、リアビューカメラの代用として、またリアビューカメラ装着車のサブカメラとしても使用できる「サブリアカメラ」機能も備えている。

ナビ画面で、前後のドライブレコーダーで録画した映像を切り替えて再生できる「シンクロ再生」も可能。操作もナビ側で行なえる。

「常時録画」、「手動録画」に加え、Gセンサーで衝撃や急速な速度変化を検知すると録画する「イベント記録」、駐車時に衝撃を検知すると自動的に録画を開始する「駐車録画」が利用可能。アクシデント時に、バックアップ電源でファイルの破損を防ぐスーパーキャパシタも備えている。LED信号機の無点灯記録防止もサポート。

メインユニット。カメラとは別体構造になっている

フロント・リアカメラ/メインユニット別体構造になっており、カメラ部分をコンパクトにして、視界を確保している。フロントカメラには偏光フィルターも内蔵。フロントガラスへのダッシュボードなどの映り込みも低減した。

HDR撮影も可能で、逆光などの明暗差の大きなシーンでも明瞭な映像記録を実現している。水平角約124度、垂直約68度の広角レンズと、高感度CMOSセンサーを搭載。動画の記録フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264でMOV形式。静止画はJPEG。microSDカードスロットを備え、16GBのカードが付属する。

10.1V型HD液晶リアモニター「LZ-1000HD」も発売

6月中旬には、10.1V型HD液晶リアモニター「LZ-1000HD」も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,000円前後。

彩速ナビなどのカーAVと組み合わせて、さまざまな高画質映像を表示できる。HDMI入力を2系統装備し、彩速ナビだけでなく、スマートフォンやBD/DVDプレーヤーなどとも接続できる。解像度は1,280×800ドット。

10.1V型HD液晶リアモニター「LZ-1000HD」も発売