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パナソニック、HDR対応の車載リアビューカメラ。視認性と設置性向上

  • 中林暁

2019年6月6日 11:58

パナソニックは、HDR(ハイダイナミックレンジ対応の車載リアビューカメラ「RC100KD」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,000円前後。

RC100KD

バック時の視界確保などに利用するリアビューカメラの新製品。RCA端子の映像出力を備え、映像入力端子を持つカーナビ(AV一体型/PND)やモニターなどに接続して使える。

HDR対応のイメージセンサーを搭載して画像の明るさをリアルタイムで補正。白飛びや黒つぶれを抑制し、視認性を向上。逆光で強い光のある場所や、夜間の暗い場所でも見やすいという。水平146度/垂直114度の広視野角レンズを搭載する(従来機CY-RC90KDは水平145度/垂直112度)。F値は2.0。

駐車時の映像比較。左が従来モデル、右が新モデル

取り付け時の作業性も向上。ケーブル部にあった電源回路をカメラ本体に内蔵して突起部を無くし、狭い場所もケーブルを通しやすくなったほか、すっきりした配線が可能になったという。

また、カメラ本体側と電源ケーブル側を接続する中継コネクタの位置をカメラ本体近くに変更。カメラ本体と電源ケーブルの配線作業が別々に行なえ、バックドア付近でコネクタ接続ができ、効率良い取り付けが可能になったという。

電源回路の比較。上が従来モデル、下が新モデル

IP68準拠の防塵/防水対応。製品への粉塵の侵入がなく、断続的に水没しても内部に水が入らない完全密閉構造となっている。

照度範囲は約1～100,000ルクス。外形寸法は23×23×23mm(幅×奥行き×高さ)、ケーブル長は0.5m。ケーブルを含む重量は約35g。