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HIFIMAN、BluetoothのHWA対応でデュアルDACのプレーヤー「R2R2000(RED)」

HIFIMAN JAPANは、ハイレゾオーディオプレーヤー「R2R2000(RED)」を6月20日に発売する。BluetoothのHWA(LHDC)コーデックに対応したポータブルプレーヤーとして昨年登場した「R2R2000」のDANを受け継ぎながら、コストダウンを図った後継機。カラーは赤となっている。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は105,000円前後。

「R2R2000(RED)

DACとして、マルチビットDACチップの「PCM1702」をデュアル構成で搭載。HIFIMANがカスタム設計したFPGAデジタルフィルタも採用。最大768 kHzのサンプリングデータレートをサポートする。

USB DAC機能も備え、USB CでPCと接続。最大384kHz/24bitまでのPCMデータが再生でき、USB-OTGもサポート。ポータブルでも使用できる。

OSは、HIFIMANがカスタム設計したシングルプロセスの組み込み型OSで、可能な限りの低ジッターを保証するために、1つのタスクのみを処理するようになっている。再生対応ファイルはFLAC、DSD、MP3、WAV、Apple Lossless、AACなど。

背面

さらに、カスタムOSによりCPUと制御回路は10mAしか消費せず、消費電力の95%をオーディオ出力に活用。効率的であるだけでなく、高音質を維持しながら長時間のバッテリ寿命の実現にも寄与している。再生時間はHiFiモードで最大約8時間、急速充電も可能。

スマホに「HIFIMAN 」アプリをインストールし、アプリ経由でHWAコーデックでプレーヤーへワイヤレス伝送できる。

ヘッドフォン出力は、3.5mmのノーマル/バランス、4.4mmバランス出力兼ライン出力を搭載。ヘッドフォンナンプ「EF6」は、1チャンネル当たり500mWのバランス出力を実現する。

出力端子部

再生周波数帯域は20Hz~40kHz。ストレージメモリーは最大256GBまで拡張可能。重量は142g。