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防犯にもなる3色のJVCドライブレコーダ「Everio」。約1.5万円でWi-Fi搭載
2019年6月19日 12:04
JVCケンウッドは、JVCブランドのドライブレコーダーEverio新機種「GC-DR20」を7月上旬に発売する。カラーはブルー(A)、ブラック(B)、ブラウン(T)の3色を用意する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。
JVCブランドのドライブレコーダーは、既報の通り家庭用ビデオカメラとして知られるEverioの愛称を冠して展開している。今回の新機種は、高画質性能に加え、Wi-Fiを新たに搭載。撮影された映像をスマートフォンなどで再生・転送でき、映像を見ながらすぐに状況を確認できる。また、本体カラーは、車内インテリアの感覚で選べる3色を用意。小型車など、様々な車の内装に合わせて選べる。「フロントガラス側から見た存在感で、防犯対策としても効果を発揮する」という。
撮影した映像をカメラ本体からWi-Fi経由でスマホに転送できるため、SDカードの抜き差しなどが不要。スマホ画面で映像を見ながら状況を確認できる。アプリ「JVC Dashcam」により、本機とWi-Fiでダイレクト接続。記録された映像をストリーミング再生できるほか、必要な動画ファイルを選んでスマホに転送できる。アプリの対応OSはAndroid 4.4~9.0と、iOS 10~12。
外形寸法約51×63×28mm(縦×横×厚さ)、重量約61gの薄型コンパクト設計で、小型車にも対応。フロントガラスとレンズとの距離が短く設置でき、ダッシュボードなどの映りこみを低減して鮮明な撮影ができるという。急激な明るさの変化に強いWDR(ワイドダイナミックレンジ)補正に対応。
1/2.7型211万画素のCMOSセンサーを搭載し、記録解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。ナンバープレートや標識など、走行時の映像を細部まで鮮明に記録できるという。フレームレートは27fps。1秒間に撮影するコマ数を適正に設定し、全国のLED信号機の無点灯記録を防いでいる。
動画の形式はMPEG-4 AVC/H.264(MP4)、静止画は1,920×1,080ドットのJPEG。レンズF値はF2.0。最大記録画角は水平約114度、垂直約60度、対角約145度。音声記録はオン/オフ可能。
常時録画やイベント記録に対応。Gセンサーを搭載し、衝撃を検出した10秒前から50秒後までを録画。映像は上書きがされない「イベント」フォルダに保存される。なお、GPSは搭載しないほか、動体検知には非対応。地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計を採用している。
2型の液晶モニターを装備。microUSB端子を搭載する。高耐久MLCタイプのmicroSDHCカード(8GB)を同梱する。取り付け用の両面テープを装着済みなほか、ケーブルのクリップや、フェライトコア、結束バンドなどが付属する。