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JVC、スマホで動画シェアできる防水防塵Everio「GZ-RX690」

JVCケンウッドは、JVCブランドの新しいビデオカメラとして「GZ-RX690」を7月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。内蔵ストレージは64GB。カラーはオレンジ(D)とブラック(B)。

GZ-RX690(オレンジ)

アウトドアシーンでの撮影にも最適なシリーズとして展開する「Everio R(エブリオR)」の新モデルで、'18年2月に発売されたビデオカメラ「GZ-RX680」の後継機。引き続き、防水・防塵・耐衝撃・耐低温の4つの保護性能「QUAD PROOF(クワッド・プルーフ)」を搭載する。

本体にWi-Fiを内蔵。アプリ「Everio sync. 4」と組み合わせて、スマートフォンやタブレットへ撮影した映像をダイレクトに転送できる。MP4形式に自動変換して転送するため、スマートフォンなどからSNSやメールですぐに共有も可能。また離れた場所からスマートフォンやタブレットで本機を操作でき、大きな画面で映像を確認しながら、録画スタート/ストップ、ズームなどのリモート操作ができる。

オリジナルのアプリ「JVC CAM Coach 2」(タブレット専用)では、撮影画像の再生に加え、2つの再生画像を表示可能。スポーツのフォームのチェックに利用したり、再生画像に説明を加えることができる。対応OSはAndroid 4.1以上と、iOS 10.0以上。

またアプリ「teamnote(チームノート)/teamnote SPORTSシリーズ」(スマートフォン専用)では、撮影中の映像に、テレビ中継のようなスコアを表示・記録することが可能。バスケットボールや野球、 サッカーなどのスポーツで利用できるという。対応OSは、Android 5.0以上と、iOS 10.0以上。

防水・防塵・耐衝撃・耐低温の4つの保護性能を搭載。IPX8/IPX6相当の防水、IP5X相当の防塵、1.5mの耐衝撃、-10度の耐低温性能を実現し、水深5mで1時間、水深1mで4時間使用できる。野外や海水の中で撮影した後は、水道などで水洗いできる。

1/5.8型の裏面照射CMOSセンサーを搭載。総画素数は251万画素、動画撮影時の有効画素は228万画素~101万画素(手ブレ補正OFF/ダイナミックズームON時)。レンズはコニカミノルタHDレンズで光学40倍(ダイナミックズーム時は最大60倍)、動画の焦点距離は35mm換算で40.5~2,758mm(ダイナミックズームON時)、40.5~1,982mm(ダイナミックズームOFF時)。F値はF1.8~6.3。電子式手ぶれ補正機能を備える。

284パターンを判別し、自動で最適な映像撮影ができる機能「インテリジェントオート撮影」を搭載。AVCHDでは、最高1080/60pでの撮影が可能で、60pの最大ビットレートは約28Mbps、60iは約24Mbps。JPEG静止画記録もできる。音声収録では、音の劣化を抑えるK2テクノロジーも使っている。

ストレージは64GB。SD/SDHC/SDXC用のメモリーカードスロットを1基備えている。端子として、HDMIミニ、USBマイクロ(USB 2.0)を装備。AV出力端子を備えている。

大容量バッテリを搭載し、連続約4.5時間の撮影が可能。バッテリの着脱はできない。USB経由での充電が可能で、モバイルバッテリからの充電も可能。逆に、ビデオカメラのバッテリから、スマートフォンなどを充電する事もできる。

モニターは16:9の3型で、46万画素。明るい環境下で視認性を向上させる反射低減液晶を採用する。

外形寸法は60×128×59.5mm(幅×奥行き×高さ)で、バッテリーとグリップベルトを含めた重量は約306g。レンズキャップ、ACアダプター、充電アダプターケーブル、USBケーブル、HDMIケーブルなどを付属する。

GZ-RX690(ブラック)