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JVC「Everio」ブランドのドライブレコーダ。フルHD/HDRで約1.6万円

JVCケンウッドは、EverioブランドのフルHDドライブレコーダー「GC-DK3」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後。記録メディアはmicroSDで、16GBのSDHCカードが付属する。

Everio GC-DK3

1/2.7型211万画素CMOSセンサーを備え、1,920×1,080ドットの記録に対応したドライブレコーダー。JVCビデオカメラのブランドとして知られるEverioを、ドライブレコーダー製品にも展開する。

54×61×32mm(幅×奥行き×高さ)の薄型コンパクトボディで、小型車にも対応。形状デザインの見直しにより、従来モデルよりフロントガラスとレンズ間の距離が短くなり、ダッシュボードなどの映りこみを低減。鮮明な録画を実現するという。ブラケット装着時の高さは最大93mm。カラーはダークブラウンで「シックで落ち着いた配色とすることで、車の内装にマッチしやすいよう配慮した」という。

ブラケット装着時

露出を変えた複数の撮影画像を合成するHDR機能を搭載。逆光やトンネルの出入り口などの明暗差が激しい環境下の撮影の際に発生しやすい白とびや黒つぶれを抑え、明瞭に記録できる。

動画のフレームレートは27.5fps。録画時に1秒間の撮影コマ数を適正に設定可能となっており、LED信号機の点灯も記録可能としている。動画フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264(MP4)。レンズはF2.0.最大記録画角は水平約100度、垂直約52度、対角約111度。

カメラレンズ側

記録モードは4種類。「常時録画」はエンジンのON/OFFに連動して電源が自動でON/OFFされ、録画も自動でスタート/ストップする。

「イベント記録」は、内蔵のGセンサーで突発的な衝撃や急激な速度変化などを検出すると自動的に録画を開始。イベント録画専用のフォルダに記録する。常時録画の最中でも必要に応じて手動でイベント記録ボタンを押せば、イベントフォルダに記録でき、データを呼び出しやすくなる。

「駐車録画」は、内蔵バッテリ動作により、駐車中の衝撃や動体を検出すると自動で録画/保存を開始。待機時間の目安は最大約25分で、短時間の駐車録画向けとなっている。

「写真撮影」は、表示している映像を1,920×1,080ドットのJPEGで保存するモード。なお、駐車録画中、メニュー表示中または録画ファイル再生中は写真撮影はできない。

イベント記録や駐車録画モード時の衝撃検出に利用するGセンサーは、3軸センサーで前後、左右、上下からの突然の車体の動きを検出する。

2型液晶モニターを搭載。microSDカードを含む重量は約57g。地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計となっている。シガープラグケーブル(約3.5m)などが付属する。専用ビューワーソフト「JVC ROUTE WATCHER」をダウンロードして利用可能。