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ソニー「RX100 VII」海外発表。秒間20コマ連写、4K動画の手ブレ補正強化
2019年7月25日 23:20
英Sonyは、1型CMOSセンサー搭載のコンパクトデジタルカメラ「RX100」シリーズの新製品「RX100 VII」を発表した。8月に欧州で発売予定、価格は約1,300ユーロ。35mm換算で24~200mmのズームレンズを搭載、新たに秒間20コマの高速連写を可能としており、同じく秒間20コマ連写が可能なミラーレス最上位α9と関連して「α9のパフォーマンスがポケットの中に」と表現している。
レンズの仕様はRX100 VIと同じ、35mm換算24~200mm/F2.8~4.5のツァイス、バリオ・ゾナーT*。センサーは新開発の、メモリー一体型の1型積層型CMOS。有効画素は約2,010万画素のExmor RS CMOS。画像処理エンジンは最新世代のBIONZ X。
最高約20コマ/秒の高速連写を実現。さらに、新機能「Single Burst Shooting」を搭載。通常の連写は秒間20コマだが、この機能を使うと、1回のレリーズで1/90秒のスピードで、7枚の静止画(JPEG/RAW)を撮影できる。素早い動きの被写体撮影で利用し、決定的瞬間をとらえるための機能。秒間撮影のスピードは90/60/30fpsから選択可能。電子シャッターを使い、ブラックアウトのない連写も可能。
AFは、像面位相差AFセンサーを357点備え、コントラスト検出方式の測距点数は425点。0.02秒の高速AFを謳う。リアルタイム瞳AFも搭載。動物の瞳AFにも対応している。
4K動画撮影もサポート。4K動画撮影時、手ブレ補正が利用できるが、従来の手ブレ補正よりも8倍の補正効果があるというアクティブモードも利用可能になっている。動画撮影時のリアルタイム瞳AFにも対応。ただし、人間の瞳のみで、動物の瞳には対応しない。
マイク端子も新たに追加。外付けマイクが利用できるようになり、音にこだわった動画制作が可能になった。