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「プロメア」前日譚のガロ編+リオ編付き上映決定。興収10億円突破

「キルラキル」の監督・今石洋之×脚本・中島かずき×TRIGGERによる、完全オリジナル劇場アニメ「プロメア」。5月から公開されているが、興行収入が10億円を突破。それを記念し、従来は入場者特典でのみ視聴可能だった前日譚「ガロ」編、「リオ」編付き上映が決定した。前日譚付上映期間は8月23日~9月末日まで。

劇場アニメ「プロメア」
(C)TRIGGER・中島かずき/XFLAG

期間中、「プロメア」を上映する劇場の上映は、全て前日譚付き上映となる。上映劇場の情報は、公式サイトを確認のこと。また、今回の前日譚の音声は、5.1chでリミックスされたものだという。

さらに、同作のオリジナルサウンドトラックのハイレゾ配信が8月21日よりスタートする予定。

TVシリーズ「天元突破グレンラガン」(2007)、「キルラキル」(2013)を手掛け、アニメ界を沸かせる今石洋之と、演劇界を牽引する中島かずき。構想から6年を経て、2人の想いの全てを注ぎ込んだという新作が「プロメア」。

燃える火消し魂を持つレスキュー隊員・ガロ役に松山ケンイチ、ガロと対峙するマッドバーニッシュのリーダー・リオ役に早乙女太一のダブル主演。自治共和国プロメポリスの司政官・クレイ役に堺雅人、科学者デウス博士役を古田新太が演じるなど、中島かずきが座付き作家を務める「劇団☆新感線」への出演経験を持つ演技派俳優陣が集結。

ガロを支えるアイナ役には佐倉綾音、さらにTRIGGER作品の常連である実力派声優らも脇を固めている。

制作は「キルラキル」をはじめ、「リトルウィッチアカデミア」(2017)、「SSSS.GRIDMAN」(2018)など、世界から注目を集めるアニメーションスタジオ・TRIGGERと、「モンスターストライク」など、ゲーム・映像の領域で話題を集めるXFLAGがタッグを組んだ。キャラクターデザインは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズや「ベイマックス」を手掛けたコヤマシゲト。音楽は「機動戦士ガンダムUC」などの澤野弘之。

あらすじ

映画『プロメア』本予告 制作:TRIGGER  5月24日〈金〉全国公開

世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種・バーニッシュだった。

あれから30年、バーニッシュの一部攻撃的な面々は“マッドバーニッシュ”を名乗り、再び世界に襲いかかる。マッドバーニッシュが引き起こす火災を鎮火すべく、自治共和国プロメポリスの司政官クレイ・フォーサイトは、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊・バーニングレスキューを結成した。

高層ビルの大火災の中、燃える火消し魂を持つ新人隊員ガロ・ティモスは、マッドバーニッシュのリーダーで、指名手配中の炎上テロリスト、リオ・フォーティアと出会い、激しくぶつかり合う。

リオを捕らえることに成功し、クレイからその功績を認められ ―― ガロにとってクレイは幼き頃、命を救ってくれた恩人で憧れのヒーロー ―― 誇らしげに喜ぶガロであった。
しかし、リオはマッドバーニッシュの幹部であるゲーラ、メイスと共に捕らえられていたバーニッシュを引き連れて脱走。後を追ったガロが彼らのアジトにたどり着くも、そこで目にしたものは、懸命に生きるバーニッシュたちの姿であった。そして、リオからバーニッシュをめぐる衝撃の真実を告げられることに。

何が正しいのか――。

そんな折、ガロたちは地球規模で進められている“ある計画”の存在を知ることになる……