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Vienna Acousticsの30周年スピーカー「Haydn JUBILEE」。18万円で限定200セット
2019年8月30日 14:55
ナスペックは、オーストリアのスピーカーブランドViennaAcousticsの30周年記念モデルとして「Haydn JUBILEE」を9月1日より発売する。価格は18万円(ペア)。限定生産品で、国内では200ペアを用意する。カラーはピアノ・ブラック。
創設者であり、設立当初からチーフデザイナーを兼任するピーター・ガンシュラー設計による記念モデル。1989年の創業から「30年支えてくれたユーザーへの感謝」がテーマであり、ほぼ全てのパーツが専用品でありながらも、価格には製造コストしか含まれていないという。
2ウェイ・バスレフ型で、25mm径のツイーターと140mmのウーファーを各1基搭載。シルクドームのツイーターはSEASと共同開発したカスタムメイド品を採用。
140mm径ウーファーは、シリーズ最上位機種であるBeethoven CG SEの152mm径ミッドレンジドライバーをJUBILEE用に再デザインしたもので、ポリマーの調合だけでなく、強度まで再調整。3種類の高剛性・超軽量ポリプロピレンを合成した高機能樹脂「X3P」を使用することで、高い制動性を実現するという。
ネットワークは厳選されたMKPコンデンサーや誤差1%以下の金属皮膜抵抗などから構成され、ガンシュラーが試聴テストを繰り返し行なうことで定数を決定。スピーカー端子を含むほぼ全てのパーツも特別設計されている。
ピアノ・ブラックカラーの外装は多層ピアノラッカーで仕上げており、家具品質のキャビネットになっているという。
周波数特性は45Hz～20kHz。能率は88dBで、インピーダンスは6Ω。推奨アンプ出力は30～180W。サランネット・端子部を含む外形寸法は、170×300×345mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.1kg。
