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4DX版「マトリックス」6日から2週間限定上映。「マトリックス4」製作決定

製作20周年を迎えた映画「マトリックス」。1999年9月11日からの公開当時には存在しなかった4DX版の劇場上映が、9月6日よりスタートする。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、池袋グランドシネマサンシャインなど全国の4DX対応劇場において2週間限定で公開される。

マトリックス

華麗なカンフーアクションや最新のVFXなどで注目され、世界的にヒットした「マトリックス」。仮想空間で自由自在に暴れまわるネオ(キアヌ・リーブス)たちと一体化した4DX効果を体験でき、「21世紀のVR技術により、仮想現実が身近になった今だからこそ、仮想空間を舞台にした本作を、夢物語ではなく現実に迫る物語として楽しめる」としている。

4DXは、動く座席や、水、風、煙、フラッシュ、エアショットなど21個以上の4DXオリジナル環境効果が楽しめるのが特徴。全世界65カ国、667スクリーンで運営。日本国内では59劇場に導入されている(2019年8月時点)。

「マトリックス」4DX版の最大の見所とされているのは、ネオがダイナミックに体をそらして弾丸を避ける有名な「マトリックス避け」のシーン。被写体の動きはスローモーションで見えるが、カメラワークは高速で移動する撮影技術「バレットタイム」を使用。重力と浮遊感が入り混じる超感覚アクションを、モーションチェアの繊細な動きで表現した。連射される弾丸が肌をかすめるスリル、重力を無視して繰り広げられるアクションの浮遊感などが体験できるという。

8月20日には、米ワーナー・ブラザースより「マトリックス」シリーズ4作目の製作が発表されている。最新作を楽しむ前に、初代の「マトリックス」を新たな4DX作品として復習できる機会となる。

なお、既報の通り「マトリックス」はMX4D版の上映も決定。TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズなどでMX4D字幕版が上映される。