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ユニバーサル「ハイレゾCD」に40作追加。オフコースやスティーヴィー・ワンダー
2019年9月10日 19:00
ユニバーサル ミュージックは、MQA技術を活用した「ハイレゾCD名盤シリーズ」の9月から11月にかけて発売するタイトルラインナップを発表した。9月25日にオフコース編15タイトル、イージー・リスニング編10タイトル、10月23日にポピュラー・ヴォーカル編10タイトル、11月27日にモータウン編5タイトルを追加する。
ハイレゾCD名盤シリーズ(ハイレゾCD)は、ユニバーサルミュージックが推進するオーディオ/音楽ファン向けの高音質ディスク「UHQCD」と、MQA技術を組み合わせたハイクオリティCD。
UHQCDは、微細ピット転写技術と特殊合金反射膜によりDプレーヤーが情報を読み取る際の精度を飛躍的に向上。レーベル面には、CDプレーヤー内で反射する不要なピックアップ光を吸収する「グリーン・カラー・レーベルコート」を施すなど、ディスクの素材や製法の工夫により音質を追求している。
MQAは、ハイレゾ音源をクオリティを維持しながらファイルサイズを抑えられる技術で、ハイレゾCDではMQAのデータをCDに収録。オリジナル・アナログテープを基にした2018年最新DSDマスターを352.kHz/24bitで収めている。これにより、MQA CD対応のプレーヤーであればハイレゾで、一般的なCDプレーヤーでは通常のCDとして再生できる。
オフコース編では、初期の最高傑作と名高いスタジオ3作目「ワインの匂い」や、スタジオ9作目にして、鈴木康博を含む5人編成での最後のオリジナル・アルバムとなる「I LOVE YOU」などをラインナップ。
イージー・リスニング編では、「恋はみずいろ」、「オリーブの首飾り」、「エーゲ海の真珠」など50曲を収録した「ポール・モーリア~ベスト・セレクション」などを用意。
ポピュラー・ヴォーカル編では、代表曲「アンフォゲッタブル」、「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」などを収めた「ナット・キング・コールのすべて」などをラインナップ。
モータウン編では、スティーヴィー・ワンダーのベスト・アルバム、1960年代にシングル・ヒットを量産、70年代にはアルバムでソウルの可能性を広げたモータウンの看板アーティスト、マーヴィン・ゲイのベストなどを用意する。
詳細なラインナップは、ユニバーサルのハイレゾCD専用ページを参照のこと。