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iPhone 11登場。デュアルカメラで74,800円から、高速A13 Bionic搭載/本体6色

アップルは、1,200万画素のカメラと、同じく1,200万画素の超広角カメラを備えた新スマートフォン「iPhone 11」を9月20日に発売する。予約は9月13日午後9時から受け付ける。価格はストレージ64GBモデルが74,800円、128GBが79,800円、256GBが90,800円。カラーはブラック、ホワイト、イエロー、グリーン、パープル、PRODUCT(RED)の6色。

iPhone 11

iPhone XRの後継モデルで、6.1型IPS液晶のLiquid Retina HDディスプレイを搭載。解像度は1,792×828ドット(326ppi)。コントラスト比は1,400:1。輝度は最大625nits。動画再生はHDRのDolby VisionやHDR10にも対応。立体音響のDolby Atmosもサポートする。

カラーは6色

ウルトラワイドカメラとワイドカメラによる強力なデュアルカメラシステムを採用し、4K動画撮影(24p/30p/60p)にも対応。ダイナミックレンジを拡張した映画のような撮影も行なえるという。スローモーションビデオ撮影もサポート。

ウルトラワイド撮影の例

デュアルカメラを活用した光学2倍ズームに対応。カメラを切り替えると広角120度の撮影ができる。ビデオのフレーミングに連動するオーディオズームにも対応。新センサーにより、フォーカス速度が2倍に向上。暗い場所では3倍高速にフォーカスできるという。新しいiOS 13のカメラインターフェイス内で、強力なビデオ編集ツールにより回転、トリミング、露出、ビデオへのフィルターなどが利用可能。

新センサーによりナイトモードが可能になり、屋内/屋外の低照度環境で撮影する写真を改善。自然な色とノイズの少ない明るい画像が得られるとう。ポートレートモードは人物、ペットなどに対応。

ナイトモードに対応
ポートレートモードでペット撮影も

次世代のスマートHDRも採用。機械学習を使用して、被写体と背景をより自然な画像として撮影。A13 Bionicのニューラルエンジンで実現する新たな画像処理システムDeep Fusionも秋に利用可能になる予定。機械学習を使用して写真をピクセル単位で処理、写真のすべての部分のテクスチャや、ディテール、ノイズを最適化する。

新しいカメラインターフェイスでは、写真モードからすぐにビデオが撮れるQuickTake機能も搭載。 シャッターを長押しするだけで、写真モードのままビデオ撮影を開始できる。

CPUは第3世代ニューラルエンジン採用のA13 Bionicで、高速なGPUも搭載。A12よりも最大20%高速なCPUとGPUを備え、A13 BionicとiOS 13を合わせて、スマートフォンで最高の機械学習プラットフォームを構成するという。高度な処理を行ないながらも、1回の充電で1日利用可能としている。9月30日にリリース予定のiOS 13.1により、AirDrop機能も強化される。

ゲーム配信のApple Arcade利用時の画面

顔認証のFace IDは、最大30%高速化。様々な距離でのパフォーマンスが向上し、より多くの角度をサポートするという。ギガビットクラスのLTEとWi-Fi 6により、ダウンロード速度も高速化。eSIMを備えたデュアルSIMを使用できる。

iPhone XRより最大1時間長いバッテリー駆動を実現。ビデオ再生は最大17時間、ストリーミングビデオ再生は最大10時間、オーディオ再生は最大65時間。IP68防塵防水仕様で、最大2m、最大30分間の耐水性を実現。外形寸法は150.9×75.7×8.3mm(縦×横×厚さ)、重量は194g。

耐水性も向上