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川崎チネチッタ、4K RGBレーザープロジェクター導入。9月20日「HELLO WORLD」やSW最新作

神奈川・川崎のシネマコンプレックス「チネチッタ」は、米クリスティ製のRGB 4Kレーザープロジェクター「CP4330 RGB」を9月20日に導入。CINE 8(532席)とCINE 12(488席)の2つのスクリーンで採用する。

ライブホール「クラブチッタ」が監修する独自の音響システム「LIVE ZOUND(ライブ ザウンド)」(CINE 8)、「LIVEサウンド」(CINE12)による音響、レーザープロジェクターの高輝度でクリアな映像により「さらなる迫力、臨場感を味わえる劇場空間へと生まれ変わる」としている。

チネチッタのデジタルプロジェクターの光源は主にキセノンランプを使用していたが、新たにRGBレーザーを光源とした4Kプロジェクターを導入し、より高輝度/ハイコントラストな映像表現を実現。さらに、今後より広い色域の「Rec.2020」に対応した映画が製作された際には、その映像クオリティを最大限に表現できるという点も特徴。

グループ会社のクラブチッタが手がけるハイエンド音響装置「LIVE ZOUND」は、多くのライブ会場やコンサートホールで導入実績のある、d&b audiotechnik製ラインアレイ・スピーカーによるダイナミックなサウンドと、繊細な音のコントロールを可能にしたライブプロセッサー「Dolby lake」といった最新鋭の機器を装備。クラブチッタ所属の“音のプロフェッショナル”が、アクションからミュージカルまで、作品の特徴にあわせて最適な調整を行なうというシステム。

LIVE ZOUND

「LIVE サウンド」は、サブウーファーを増設し、通常の音量をはるかに超えたボリュームでライブハウスさながらの重低音を強調するという音響システム。アクションやライブ感あふれる映画で特に持ち味を発揮するとしている。

LIVE ZOUNDとレーザープロジェクターで上映されるオープニング作品は、9月20日公開の注目アニメーション「HELLO WORLD」。伊藤智彦監督(劇場版 ソードアート・オンライン)、岩浪美和音響監督で、声の出演は北村匠海、松坂桃李、浜辺美波。

HELLO WORLD
(c)2019「HELLO WORLD」製作委員会

年末にはシリーズ最新作「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」、2020年1月には、人気ミュージカルの映画化作品「キャッツ」が登場。「映像も、音楽も、満喫して頂ける作品をラインナップしていく」としている。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
(c)2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
キャッツ
(c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.